イラストレーター秋山亜軌の日記を中心としたブログです。イラストレーターとしての活動報告をはじめ、美術や映画、音楽の話、興味のある出来事など、幅広い話題を独自の意見を絡めて執筆しています。

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I■(love)U

先日、MR CHILDRENの「I■(love)U」がリリースされました。
I■(love)U

ここでは手の内を知られる気がして恥ずかしかったし、ミーハーだと思われるのが嫌で(笑)、あまり書かなかったけど、ミスチルは中学の頃からのファン。かなりの影響を受けてます。
今回のアルバムもすごく良くて、書かずにはいられなかったので書きます。
総評すると、これは「kind of love」の2005年版であり、それを「Q」の自分がわけわからなくなっちゃうような衝動で奏でたようなアルバム。
ここには、妻子のある桜井さんが書いたものじゃなくて、完全に恋愛の渦中にいる男の歌が何曲もあります。これまではミスチルの歌は桜井さんの成長過程を反映して変わってきたように思うけれど、これは桜井さんというフィルターを通さなくても一つの曲として成立している。
わかりやすいので云うと、「HERO」も「タガタメ」も父親の視点で書かれたものだったけど、今回のアルバムに収録されている、「僕らの音」「靴ひも」「and Ilove you」「candy」といった楽曲群はいずれも独身の男じゃないと書けないような歌です。中には思春期じゃないと書けないようなものさえあり、作品として非常に振り切れたものになっている。
bank bandの活動が相当いい影響を桜井さんに与えているな、と思いました。その、「wondful world」や「シフクノオト」には社会派に傾倒していく予感がちらちらあって、売れていることに対する後ろめたさにあると桜井さんは云ってたけど、bank bandをやることでその部分からかなり解放されたんだと思います。社会派の感じもそれはそれで僕は好きなんですけどね。
少しターゲットが年齢層高めでうん、うんと頷いて聴く感じが前二作とすると、今回はラブソングっていうポップミュージックの王道に的を絞っているため、エンターテイメント性に溢れていて、今思春期の子達にも共感できそうだし、ストーリーの中に自分を投影して聴くことができるアルバムに仕上がったと思います。
他にbank bandのいい影響として、歌へのこだわりがあります。今回のアルバムで桜井さんは相当自分の声に対する可能性を試している。その意気込みたるや凄い気迫を感じます。だからレヴュー誌にさんざん書いてある、衝動で作ったアルバム、っていう評は嘘じゃないけど、何も考えてないわけじゃなくて、下地にはもちろん培ったテクニックが生きてるし、相当したたかな狙いのあるコンセプチュアルなアルバムでもあると思います。大体10年もやってきたメジャーなバンドがラブソングっていう最もやり尽くしたはずのもので勝負するってこと自体、コンセプチュアル以外のなにものでもない気がする。
各曲で詞も明らかに意図的に同じ単語を使ってたりします。未来、告げる、潜水、ノック。これは深読みするとリサイクルを暗示しているのか・・・。それとも単純にアルバム全体の統一感を出すためととっていいのか。想像力をかきたてられます。
あと今回のジャケットすごく好きです。手垢まみれのものを生で出したような味がある。汚しが入ってたりして。言葉や理論に頼らないというアルバムのコンセプトをうまく反映していると思いました。歌詞カードがあんなに読みづらいのめずらしいですけどね(笑)。ミスチルのジャケットってけっこうパクったようなものが多いんだけど、(「wondful world」なんてデザインの教科書にそっくりなの載ってたし。「優しい歌」はマグリットだし。)今回のはいいですね。お気に入り。
今度一曲一曲簡単に感想を書こうかな。とりあえず今回はこんな感じで。

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  1. 2005/09/24(土) 08:47:34|
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