イラストレーター秋山亜軌の日記を中心としたブログです。イラストレーターとしての活動報告をはじめ、美術や映画、音楽の話、興味のある出来事など、幅広い話題を独自の意見を絡めて執筆しています。

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衆議院議員選挙が終わって感じたこと

もうだいぶ選挙が終わってから時間が経ちましたが、僕なりに感じたことを書こうと思います。
僕はマニフェストもちゃんと読んで、小選挙区の代表のウェブサイトも見て、当日は早朝から選挙に行ってと、いつにないくらい真剣に考えて投票しました。ここまで一票を投じるのに悩んだのは初めてかもしれない。
結果はご存知の通り、自民の圧勝で何故こういう結果になったか、もうテレビでもさんざんやったし、新聞やブログですごく詳しく説明されてる方もたくさんいらっしゃるので、あえて難しいことは云いません。一国民として感じたことを書いた方がリアルだな、とも思うので。
今回すごく感じたのはブログを自分で書いていてよかったな、ということ。政治をテーマにすると、適当なことが書けない分、勉強しようという気になるしそれは国民の一人としてとっても大事なことだと思うのです。
政治の報道って、何でもそうですけど、知っていることを前提として報道されていると思う。知らない単語や政策や法律などをいちいち説明はしてくれないから、国民であるこちら側にも勉強する義務があると思います。
よくある街角インタビューでどの政党の誰に投票したか、理由を聞いて回るような番組がたくさんやっていますが、大半の人の動機って浅いじゃないですか。政策がちゃんとわかっていて投票している人はすごく少ないし、(地方の人は郵政民営化に関して、実生活にリアルに支障をきたすため真剣だったと思うけど都心部の人は特にひどい。)ひどい人だと、あの人はなんか嫌いだから、とか好きだから、とか結局生理的な問題かい、と突っ込みたくなるような人が非常に多い。
とはいえ、選挙権に上限はないわけで、年配の人にもわかるような政治を政治家に望む気持ちもあります。本当に最近は横文字を駆使したような言葉がたくさんあるし、インターネットは情報をいくらでも取り出せる便利な道具だけど、年配の方には使えない方がいることも考慮してほしい。
だから政治家の中では、こんなこと知っていて当たり前じゃんていうことも国民には伝わっていないってことを理解しなくちゃならないし、政治家にはもっと誰でも理解できる言葉でしつこく説明する努力が必要だと思います。選挙の時だけでなく普段からもっと啓蒙運動に力を入れてほしい。
これは政治家に限らずそうですが、簡単な話を複雑にするのは得意でも、複雑な話を簡単にすることが出来る人は少ない。小泉さんは的を郵政民営化一本に絞ったからこそ、勝てたと思うし、造反組と徹底的に戦う、というわかりやすい大儀と構図を国民の前に引きずりだしたからこそ、ここまでの圧勝を引き起こせたのだと思います。
結局、岡田さんはそれに勝るパフォーマンスができなかった。党首討論でも話を逸らす小泉さんに対して、ストレートに追及するだけで、ボロを出させることはできなかった。
岡田さんは終始マニフェストを強みにして選挙をしたけど、マニフェストの視点からいうと、一番よく出来ていたのは共産党で、比較的詳しい数字も出せていた。憲法9条の改正に反対しているのは賛成できなかったけれど。
民主のは確かに一見正論を言っているように思えるけれど、甘い言葉ばかりで現実味を伴っていない。政権をとっていない政党が政権をとりたくて無理をして作ったマニフェストという感じでした。ほんとおいしいことをとりあえず全部書いてみましたっていうものなんですよ。それと非常に政策があいまいでした。特に郵政法案は郵貯・簡保が7割、民間で3割という微妙な縮小に留める、というはっきりしないものだったし、自衛隊をどうするかっていうことも、結局自衛隊は自衛隊のままでテロや弾道ミサイルに備えるってことで、具体的なことは書いてないし、政権とってから考えるっていう内容なんですね。
僕がどの政党も書いてなかったことで云うと、消費税は上げてもいい、ってことです。上げないっていうのは嘘だろ、と思うのです。有効に使ってくれさえすれば、国民は消費税を上げても文句は云わないと思います。医療機関のサービスをよくしたり、年金制度の改善に役立ててくれればね。
そもそも、今のままでマニフェストで選挙をするのは無意味です。前にも云ったけどあいまいな公選法を改正する必要があるし、第一公約を守らなかったところで罰則も何もないから、あんなおいしいことを箇条書きしたようなマニフェストになるんだと思う。選挙で当選したいんだから、おいしいことばかり書くに決まってるんです。国民にとって一時的に不利益なことがあるのは、当たり前で、そういうことがマニフェストに書いてないのはおかしい。
公約を達成できなかった時に罰則があったっていいと思う。そしたら無理なことは書かないと思うし。かといってその罰則が辞職や退陣っていうのは一番ナシですけど。なんか問題が起きた時に辞めれば済むっていう流れがあるけど、それで済むわけないんです。また選挙やってお金かかるんだから。辞めた人が居ても補わないんならいいけど。まあそんなことばっか云ってたら政治家になる人居なくなっちゃうかもしれないですけどね。
とにかく選挙っていうのは国民に色々なことを伝えなきゃいけないんだけど、一方で分かり難いものは一番良くなくて、上手いプロモーションのできる政治家が少ない。選挙と政治が今のところ上手く結びついていないですよね。野党の党首に対して小泉さんに文句をいう前に、じゃあもっと面白くて中身のあるパフォーマンスをすればいいじゃん、と思った人はたくさんいると思う。
それを一番に感じましたね。
僕が心配しているのは、これからの日本はアメリカとどう付き合っていくのかということです。小泉さんはブッシュと今は仲良くしているけど、未来はどうするのか。自衛隊を軍にするのにあれだけ反対する人が多いのはアメリカに利用され戦争に巻き込まれることを危惧しているからだと思います。元を正せば、実質的な軍事力がないから日本は北朝鮮からも中国からもなめられるわけですよね。そしてアメリカと仲良くしなきゃならない。日本車や牛肉のことで圧力かけられても。僕は日本がアメリカの植民地だと自覚するなら、それもよしと思うしかないと思うけど、そうじゃないなら自立することにもっと力を入れるべきだと思う。軍隊を持っても、絶対に攻めるためには使わない、そういう意志があれば、そうするべきだと思います。別に過激派じゃないけど、自衛隊っていう響きはヨソの国からしたらちんぷんかんぷんだと思います。軍と名乗れば他国へのけん制にもなるわけだし。でも正直、これに関しては100%軍にすればいいとは思ってないです。やっぱり迷いはある。そこで、思うのは日本が攻め込まれないための何かを作ることです。スイスにおけるスイス銀行のような世界で唯一無二のもの。まあかなり難易度の高い話だけれど。
こういうとあれだけど日本が攻められてもあまり誰も困らないですよね。
例えば石油に代わる新しいエネルギーの開発ですね。ブラジルではエタノール燃料がガソリンの売り上げを初めて上回ったという素晴らしいニュースがあったけど、日本でも確か山形で、さとうきびからエタノールを抽出する技術が開発されているらしいです。しかもしぼりかすも無駄なく肥料やなんかに使えるらしい。
他にはノルウェーを見習って潮力発電に力を入れるとか、対馬海峡とかでできないんですかね。風力発電に比べて騒音の問題が安心だし、エネルギーが安定している。一機一機の値段も安いらしい。海の生物に与える影響に関しては危惧されているけど。
温暖化問題でも、二酸化炭素を吸収する光合成シートの開発がされているらしいし、これらが将来、地球だけでなく、日本を核の脅威から救うかもしれない。
攻められた時に自衛する考えから、日本を責めたいとどこの国も思わない国にする、という考えに転換したらどうでしょう、という提案です。
今日本の自給率は50%を切って輸入に頼っているけど、これもできるだけ自分の国でまかなえるようにしてほしいものです。第一産業である農業は今までないがしろにされてきたけど、食っていうのは最低限の生活を約束するものですよね。食を頼っている以上、アメリカとは手を切れないと思うのです。つまりは軍事と輸入、これを何とかしない限りアメリカとは腐れ縁が続くわけです。
新規で農業を始める若者には最大の保証をしてやってほしい。本当は一番大事にされるべきで、ダサいはずもないし、直接的に国民の生活を支えているのは農業です。農家のおじさんたちが戦争から日本を救うという考え方は素敵と思うんです。
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  1. 2005/09/19(月) 23:21:13|
  2. ニュース|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2
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コメント

いやぁ勉強してるねー。今回僕は与謝野馨と海江田万里と又吉イエスのマニフェストを比べた結果、与謝野馨に入れました。選挙が終わった後に小泉総理の独裁うんぬん今回の自民党の圧勝はヤバイと言ってるけど、今更なんだか負け犬の遠吠えにしか聞こえませんね。ちなみにスイスは全国民に拳銃携帯許可をされており軍隊も最新鋭だそうです。国家の独自性を求めるならば、自国民の安全を保つために結局軍隊を持つしかなく、僕たち世代の最大の日本的ジレンマだと思います。
  1. 2005/09/23(金) 00:00:28 |
  2. URL |
  3. 会社員 #-
  4. [ 編集]

ふむふむ。

僕もマニフェストを見比べて、決めたけどまだ半信半疑だね。
党のマニフェストとそこから立候補する人のマニフェストって本来小さい違いはあっても、大筋は同じであるべきなのにけっこう違ってたりするし、公選法のせいで個々のマニフェストがアピール不足になってた気がする。ただのスローガンなのか、ちゃんとした公約なのか、はっきりしてほしいと思う。
あと選挙前あれだけ小泉さんを持ち上げたメディアが圧勝した途端に心配だ、とぬかすのはおかしいんじゃないかと思いました。あなたたちが加担したんじゃないのって。
そうかあ。スイスのことはいい面しか知らなかった。
勉強不足だったなあ。結局イメージの問題かもしれない。拳銃の許可が降りてる同じ国でもアメリカとスイスのイメージって全然違う。
僕が軍を持つってことに少なからず、拒否反応を示すのは教育の成果とも云えるし、平和ボケのせいとも云える。
犠牲を払わない国に安定も平和も独立もありえないのかもしれない。
食に頼って、軍事も任せて、外交といえばカネで解決して、その頼みの経済大国っていうプライドもいまや崩れ去って、結局日本のことを考えると最後は暗くなる。
でも一番いけないのは、そんなこと考えても政治家じゃあるまいし、なんともならないと思ってる国民。
これが単純に軍を持つと戦争になると思っている多くの人なんじゃないだろうか。
  1. 2005/09/23(金) 01:29:10 |
  2. URL |
  3. 秋山亜軌(管理人) #SecOoZh.
  4. [ 編集]

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