イラストレーター秋山亜軌の日記を中心としたブログです。イラストレーターとしての活動報告をはじめ、美術や映画、音楽の話、興味のある出来事など、幅広い話題を独自の意見を絡めて執筆しています。

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フリーダ

フリーダ・カーロ、たぶん女性の画家で、彼女の次に尊敬してる人です。
メキシコのシュールレアリスムの画家で、僕と一緒でカモメ型の眉をしてる女性なんですが、ご存知でしょうか。今日はその人の映画を見ました。
なんていうんでしょうか、画家の伝記的映画って一応目を通すんですけど、ほとんどつまらないんです。大体ドキュメンタリーチックになってしまって、映画としてはイマイチっていうパターンが多い。
でも「フリーダ」はそういうイメージをぶっ飛ばしてくれた。
非常に映画として芸術性の高い、出来のいい映画に仕上がっています。アカデミー作曲賞、メイクアップ賞獲得も納得できる。
まずサルマハエックが本当にフリーダそっくり。メイクもあるけど、それだけじゃない。すごくフリーダの情熱的な生き方、女性的な艶っぽい部分、男性的な潔いカッコよさまで幅広い表情を演じきっています。
また全編通して流れるラテンのギターによる心地よい音楽、色鮮やかな原色の美しいセットや衣装がメキシコの雰囲気を充分に味わわせてくれます。
映像的には「アメリ」を思わせるようなかわいらしくて洒落っ気のある映像で、だまし絵のようなおどかしの効いた演出もあり、最後まで退屈せず楽しめた。この映像美を体験するだけでも一見の価値はありますよ。
ストーリーの展開もスムーズでだらつかず、無駄がなく、充分にフリーダという人を表現できていた。
それにしてもこれだけ劇的な人生だからこそ、映画にしても面白いというのはあるかもしれないです。
フリーダの絵はほとんどが自画像で、そうでない絵も自分と自分の周りのことについて描かれているので、そういう意味では全てが自画像と云えるかもしれない。
すごく明るい色使いなのに、とても痛々しいその作品群は一度見たら忘れられないです。昨年のフリーダ展で本物を見たけれど、すごい存在感だった。技術も一番抜けていて堂々たる凱旋だった。
個人的すぎるテーマは誰のものにもなり得る苦悩でもあり、それは今を必死で生きるというメッセージです。
女性はきっとフリーダのように潔くて自立している女性に憧れるだろうけど、それには一人でも生きていけるだけの知性を持ち、孤独を受け入れる覚悟が必要で、こんな生き方はやはりフリーダにしかできないと思うのです。だからこそ、ディエゴもノグチイサムもトロツキーも魅了されてしまうのだと思います。
僕もこの映画を見て更にフリーダ好きだなあ、と思いました。
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  1. 2005/08/20(土) 21:15:01|
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「フリーダ」 プロポーズ

奔放な少女時代を送っていたフリーダは、18歳のとき、乗っていたバスが路面電車と衝突し、大怪我を負う。何ヶ月もギブスやコルセットや牽引で固定され、手術が繰り返された。フリー
  1. 2005/09/20(火) 16:59:37 |
  2. 映画のセリフで口説いてみない?(男性版)
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