イラストレーター秋山亜軌の日記を中心としたブログです。イラストレーターとしての活動報告をはじめ、美術や映画、音楽の話、興味のある出来事など、幅広い話題を独自の意見を絡めて執筆しています。

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東京マラソン2007

もう1週間以上も前の話になりますが、東京マラソン2007に友人が参戦し、その応援で2月18日は都内を走り回っていました。
ようやく、この話が書けます。実はこのところトラブルに巻き込まれていて(といってももう解決済みなのですが。)とてもブログを更新する余裕がありませんでした。
しかし僕らの友人間にとって記念碑を打ち立てたいくらい、重要な一日でした。だからこそ、この出来事は大事に書きたかった。
この東京マラソンに関しては、云うまでもなく、散々ニュースでも取り扱われたので、知らない人はいないでしょう。東京発の参加者3万人という国内最大規模の市民マラソンです。エントリーできる種目も男女フルマラソンから男女10kmロード、車椅子フルマラソン、障害者10kmと幅が広いのが特徴的。コースも東京国際マラソンのコースから大幅に変更され、普段は走ることの出来ない都心の車道を走行でき、市民ランナーの注目を集めてきました。
今回のことで、4月の都知事選を意識したものだとか、選挙との関連性を叩かれている石原都知事ですが、僕はまず素直に石原さんに感謝したい。こんな素晴らしい大会を開いてくれて「ありがとう。」と。
僕は友人を応援するため、雨の中を電車で移動する最中、アクオスケータイを開いて、今大会のテレビ放送を見て、感動のあまり、一人「すげえ!」と声を上げてしまいました。普段は車がせわしなく慌しく行き交っている見慣れた窮屈な新宿の公道を、市民がどうどうと駆け抜けていく映像。
大げさかもしれないけど、革命が起きたと思った。市民が権利を勝ち取ったような、あのドラクロアの有名な絵画を思い出しました。それはとても僕のハートを熱くする元気の出る映像でした。
あ、そう、あの朝、打ち付けるように降った雨、あれもその時はなんでこの日に限って、と思ったものでしたが、あれも今考えるといい演出になりましたね。なにか立ちはだかる受難と戦う市民というような要素を強めていた。それにマラソンを大半が走り終えた午後には、日が差し込み、見事な晴天に転じた。あれはドラマを完成させるのに一役買っていましたね。
そして、今大会の運営に参加した約1万人の無償ボランティアにも賛美の声と拍手を送りたい。給水所などで市民ランナーをサポートし、沿道の見物客の案内や誘導を行った彼らは、元々今大会に参加するはずでした。しかし、抽選もれや様々な条件で出場を余儀なくされた方々です。彼らのサポートがあったからこそ、今大会は心配されていたような大きな問題もなく、無事に成功したんだと思う。彼らの沿道からの声は、走っている参加者も相当励みになったそうですよ。少なくとも僕の友人は。こんなことを云っていました。

「走り終わった後、ほんとは、どうだ、すげえだろ、お前らにできんのか、とか云ってやろうと思ってたけど、走り終わった時、思ったことは、ただ沿道から応援してくれた人、ありがとう、渋トナ(僕らの仲間内の総称。)最高、ってことだけだった。」

そして、ワケもわからず涙が出てきたそうです。普段、高飛車で小生意気でヤンキーみたいなその友人の口から、そんな言葉が聞けたのがとても心に響きました。
それと今大会は、色々と新しい試みがありましたね。メディアへの露出もたくさんあったけど、ネット・モバイル配信で、全完走ランナーのゴールシーンの動画をインターネットで配信したり、(こちらのサイト。)位置情報サービスがあったり。(東京マラソン2007公式サイトで大会当日に、ランナーのゼッケン番号または氏名を入力し検索することで、お目当てのランナーの5キロごとの通過タイムを調べられる。)いろんな意味で楽しい大会でした。
3人の仲間内で最初応援してたんだけど、僕らもその位置情報サービスを使って、大体友人がこの辺りを通過するという目測をたて、電車を乗り継ぎ、早周りして給水ポイントなどで彼を待ち伏せて、写真を撮ったり、声援を投げかけたりしていました。時には併走し(全力疾走でなんとか追いつくが、すぐに抜かれてしまう。友人に対してものすごいスタミナだと思った。)、急いでも、すでに通過していて先回りに失敗したりもしました。
というわけで、僕ら応援する側も、結果汗だくです(笑)。応援するだけだし、落ち着いて見られるなあ、なんて思ってたんですが、余裕は全くなく、ごはんを食べる暇も無かった。せわしなかったです。最初の方から追いかけてた僕らもある意味では参加者でした。だって僕らもビッグサイトに着いた時は感無量だったもの。
ゴール地点では友人を見つけられませんでした。ゴール地点はゴールを果たし、歓喜に声を上げる人、涙を流す人、酸欠で痙攣を起こし、その場に倒れこみ担架で運ばれる人、様々な「ゴール」を迎えた人々が混じり合って、ある意味異様な光景でした。すごく混雑していて、結局ビッグサイト内に入り、待ち合わせることに。そこでは渋トナ(僕らの仲間内の総称。)女子組とも合流し、一気にメンバーは7人になりました。女子組はゴール地点で友人を先回りして待っていたそうです。本人いはく、最後は彼女らに格好悪いところは見せられん、と限界ギリギリの体にムチ打って、赤鬼(の格好をした人)とデッドヒートを繰り広げたそうです。
そして、感動の再会を果たすわけですが、待ち合わせ場所では、友人のご家族も居て、彼はなんだか照れくさそうで締まらなかったですね(笑)。参加者にはそれぞれメダルが配られていました。僕は友人に「メダルをかじって!」というと、それを機に、皆でフラッシュの雨あられ。写真会になってしまいました。まるでこの日の彼はスターだった。恐らく、この日以上に彼が脚光を浴びる日は来ないでしょう(笑)。
そのあと、彼はご家族の方と大江戸温泉に行く予定だったので、1度お別れ。祝杯は夜におあずけとなりました。
今回は公的な内容なのでこの辺で。もっとディープな内容は「sur shelter private」でその内アップします。お楽しみに。
今大会で、僕ら友人間の絆はよりいっそう強くなりましたね。それをすごく感じる。僕は友人の練習にも付き合ったし、膝を痛めて相談されたりもして、今回彼ががんばる姿をたくさん知って見てきたので、より感動が大きかった。色々うまく行かず、自暴自棄になっていた去年の背景なども含めて、壮大なドラマを見たような、そんな気分でした。
約束なんかしなくても、皆自然と集まってきたしね。それにも感動した。
踏み出す一歩が道を作る。なんか猪木みたいですが、こんなに真剣にマラソンを見たのも初めてだった。踏み出す一歩一歩が紡ぎ出すジャリッ、ジャリッ、という音。沿道から上がる、がんばれという声。とても地味でストイック、原始的で過酷なスポーツですが、そこに流れる人々の息づかいはあたたかく、ランナー、ボランティア、応援する人、全ての人が主役でマラソンの舞台を作り上げている。ゴールに集約された感動というごほうび、それがあるから、人間は走り続けるんだなあ。
今度は走る側で参加してみようか、そんなことも思ってしまいました。

とりあえず、東京マラソンで撮ってきた写真をアップします。画も素晴らしいです。どうぞ。
あ、そうそう。僕の近くに有森裕子さんと谷川真理さんが居たので、ミーハーな僕は撮ってきちゃいました。

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↑増上寺前にて。目立ってる人ばっかり、撮ってる気がします(笑)。

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↑この頃はまだ雨が本降りだったんだよなあ。病み上がりの僕にはきつかったです。

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↑何度となく見かけたエドさん。タフな選手です。声をかけると必ずこちらに手を振ってくれる。

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↑マリオも。Bダッシュ中。

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↑オズマ?ゴズマ?

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↑メイド。意外と早い。

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↑将棋のグループ。これもよく見た。

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↑日本橋給水所。これだけミネラルウォーターが積まれてるのもはじめて見ましたよ。

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↑友人が日本橋を通る頃、ダニエル・ジェンガが2時間9分45秒という記録で1位でゴールインした。
スタート地点、近くで見た友人は「あれは化け物だね。」と云った。

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↑日本橋歩道橋。いい画でしょ。立ち止まるな!って云われてそそくさと通り過ぎる僕。

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↑難関、月島大橋。ここでは友人の先回り失敗に終わる。

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↑橋の上を走る。ここは沿道で応援できないスポットもあり、ランナーにとっては相当、孤独で過酷らしい。

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↑有森裕子さん。本当に目と鼻の先にいました。華奢でこがらでびっくりした。

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↑こちらは谷川真理さん。タレントやってるだけあり、垢抜けてました。
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  1. 2007/02/26(月) 23:26:20|
  2. フレンドシップ|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2
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コメント

お礼参り

普段、高飛車で小生意気でヤンキーみたいなやすだです。
直管でマフラー改造した単車で青山通り転がしてんだ。 ヒロポンとヤニとシャブで身体はボロボロだぜ?
今日なんてカツ上げこいてっとこ見つかったんで、マッポの野郎お釈迦にしてやった。
ちなみに鑑別あがりだぜ。 なんつーの?スカ勝ちてやつ? へっ、マジ半端ねぇぜ…。

はい、マラソンの時はホントにありがとうございました。この場を借りてお礼させていただきます。
実際、皆をはじめ、沿道の観衆やボランティアの方々のサポートなくして、3時間代で走り切ることはおろか、ゴールできたかも怪しいです。 極限状態で触れた多くの人達の暖かさにちょっと人生観変えられました。

己に対しては、怪我さえなければもっとできたはずなので、日に日に悔しさが募るばかりです。
だから恐らくもう一度、ひっそりと挑戦します(笑)。
まぁ、とにかく色々と最高だった。ありがとう。 さらば。



  1. 2007/02/28(水) 20:11:18 |
  2. URL |
  3. やすだ #-
  4. [ 編集]

安田君へ。

こちらこそ、感動をありがとう。
おまけにベタなヤンキースタイルでのお礼参りにも感謝したい。
シンちゃんは今年の渋トナMVP確定だね。こういう盛り上がった時にあいつが不在なのがなんとも笑える。
なんていうか、あの大会後、ちょっと心配でした。あまりに盛り上がったんで、そのまま燃え尽きてしまうんじゃないかと。
でも、コメント読んで安心しました。まだまだ燃えたぎってるようだね。
初開催の記念すべきフルマラソンにどんな形であれ、参加、貢献できて嬉しい。マラソンはある意味では孤独で過酷なスポーツだけど、それを取り囲んでいる世界はとてもあたたかい。なんともいえず、いい空気に触れられて、僕もとても大きな力をもらった気がします。
とにかく完走おめでとう。シンちゃんの中では、49.195キロなんてもんじゃなく、すでに去年から長い長いマラソンが始まっていた気がします。それだけに価値のあるゴールだったね。何度も云うけどおめでとう。
僕は誰がなんと云おうとゴールをした瞬間、君が一等賞だったと云ってやる。
P.S. こないだのPRIDE33は最高に盛り上がったね。興行としては。しばらく虚しかったけど、あれはあれでよかったんだよね、きっと。そう、全てはこれで終わりじゃなく、はじめの一歩なんだ。
  1. 2007/03/02(金) 02:24:01 |
  2. URL |
  3. 秋山亜軌(管理人) #SecOoZh.
  4. [ 編集]

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