イラストレーター秋山亜軌の日記を中心としたブログです。イラストレーターとしての活動報告をはじめ、美術や映画、音楽の話、興味のある出来事など、幅広い話題を独自の意見を絡めて執筆しています。

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MONSTER

MONSTER」を見ました。
アイリーン・ウォーノスという犯罪史にも残る女性連続殺人犯の半生を描くノンフィクション映画です。
とにかくびっくりしたのがシャーリーズ・セロン(以下、S・セロン)の演技。「世界で最も美しい50人」にも選ばれている彼女ですが、ここでは体重を13キロも増やし、アイリーン・ウォーノスに完全になりきってます。すごくキレイな人なんですが、原型を全く留めていない変わりようでびっくりしてしまった。変身だけではなく、最初の殺人を犯すシーンの彼女は正に鬼気迫る演技で度肝を抜かれた。この映画でアカデミー賞を始め、14の演技賞を総ナメにしたそうです。
S・セロンは元々ブロンド美人の役しかこないことにいきどおりを感じていて、オーディションの時には、ノーメイク、Tシャツ、ジーンズの格好で受けるそうですが、(美人ならではの悩みやね・・・。)こんなキレイな人がそれだけの理由でここまでやるものか、と思ったので、もうちょっと調べてみると、わかりました。
S・セロンの父親がアルコール依存症で、自宅で銃を乱射して、娘のベッドを破壊し、「お前達を殺す。」と云ったそうです。それを本気と取った母親が自ら銃を取り夫を撃ち殺した、という事件があったそうです。
彼女にはアイリーン・ウォーノスが母親とダブって見えたのかもしれません。
このアイリーン・ウォーノスも殺人に快楽を見つけるまでは、ただ一人の人を愛してしまったがため、その人と一緒に生きていきたいがため、殺人を犯してしまいます。最初の殺人に関しては、正当防衛だったという見方をされています。でもそれが彼女の歯車を大きく狂わせてしまった。多くの犯罪者がそうであるように、アイリーン・ウォーノスの家庭環境も劣悪です。親がとにかくひどい。僕だって一歩間違えればそっち側へ行ってしまう。人間なんてそんなもんです。
事実はここまで美談だったかは計り知れませんが、とても切なく、痛く、リアリティーに近づいた作品だと思います。ノンフィクションではあるけど、感情表現に乏しい映画じゃなくて、訴求力のある映画。それはもうズシーンバシーンと来ます。重いです。でも一度は見ることを薦めたい。
クリスティーナ・リッチは意識して太ったのかわかりませんが(基本太目なんで。)影で非常にいい演技をしてました。永遠のロリータですよね。実際もういい年なんだけど、無垢で無知な役が未だによく似合う。いや僕クリスティーナリッチも好きなんですよ。「スリーピーホロー」も「バッファロー66」も「耳に残るは君の歌声」も見てるし「アリーマイラブ」でもね。この人ほんと体重の変化激しいよね。スタイルもよくない。それでもなんとなくかわいさを感じさせるのはすごいと思う。この人も僕と同い年。若いのに稼ぐねえ。
この映画見て一番思ったのは、女の人は強いねってことです。最初からラストまでS・セロンの女の強さが貫いている映画。
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  1. 2006/03/22(水) 03:53:03|
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