イラストレーター秋山亜軌の日記を中心としたブログです。イラストレーターとしての活動報告をはじめ、美術や映画、音楽の話、興味のある出来事など、幅広い話題を独自の意見を絡めて執筆しています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

ビッグフィッシュ

今日はビッグフィッシュを見ました。よかったです。すっごく!
なんだろう。ビデオ持ってたものの、ユアンマクレガーにあまり魅かれなくて、見てなかったんですが、これはティムバートン作でもトップ3に入るくらいの傑作だと思った。
ティムバートンの自伝のような作品と言ってもいい。監督のファンタジー、フィクションにかける意気込みがそのまま出てる感じですね。彼の作品ではメッセージ色が一番強いように感じた。キャスティングも主役が社交的だからジョニデじゃなくてユアンなんだと納得できた。
「スリーピーホロー」までのアイテムにとことんこだわるという作り方でもないし、音楽もそれまでと毛色が異なる。ジョニデもいない。なのにここまでティムバートンらしいのはさすがです。
僕はこれを見ないでチョコレート工場を見たので、ティム・バートンも随分一気に変わったなと思ったのですが、これが間に入るとうなずけますね。
途中途中で語り口調が入ったり、キャスティングであったり。
ティムの奥さん(ヘレナ・ボナム・カーター)も、とても素敵な役で出ているし、ウンパルンパの彼もサーカス団の弁護士役で出ていたりして、そんなお馴染みのティム・バートンワールドの住人達にも会えます。あと個人的にスティーブ・ブシェーミ大好きなんですよ。いつもサイコ系のイカれた役で出てくるんですけど、彼は最高です(「コンエアー」や「ハピネス」にも出演。)。不気味な役をやらせたらピカイチですよ。板尾さんに似てるよね(笑)。
主人公の父親の作り話が本筋として描かれ、父の本当の姿を知らない息子が真実との照らし合わせをして、本当の父の姿を探していく、というのがあらすじなんですが、その父親の作り話がどれも素敵なんですよ。
僕がとっても気に入ったのは父親が好きな人のために、名前を知るために3年もサーカス団で身を粉にして働いて、家の前を一面の水仙で埋めてアプローチするエピソードですね。
あとラストシーンも最高だった。息子のイメージの世界で、父親は今まで出会った大切な人達に囲まれて、ビッグフィッシュに転生して川を泳いでいく。あんな死に方だったら、素敵だよね。ティム・バートン流、死の解釈。
個人的にもフィクションとノン・フィクションについてよく考えるので、後押しされた気分になった。
現実を凌駕できるくらいの想像をする、或いはそんな希望を人に与えるには、並大抵の夢見がちでは駄目だろう。頭に馬鹿がつくくらいでないと、人に夢をみせるどころか、自分にすら危うくなる。強迫観念のように信じて疑わないこと。人の意見に紛らわされないこと。百の嘘を重ねれば一個くらいは本当になるさ。
スポンサーサイト
  1. 2006/03/20(月) 01:06:16|
  2. 映画|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
<<KT Tunstall | ホーム | スプリング・アレルギー>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://surshelter.blog5.fc2.com/tb.php/131-43758e1b
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。