イラストレーター秋山亜軌の日記を中心としたブログです。イラストレーターとしての活動報告をはじめ、美術や映画、音楽の話、興味のある出来事など、幅広い話題を独自の意見を絡めて執筆しています。

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今年のイキたい美術展

そういえば今年もいくつか行っておきたい美術展があります。
藤田嗣治、高島野十郎、プラド美術館展などです。
藤田は君代夫人がずっと作品の著作権を手放さなかったことで、叶わなかった初の大々的な美術展なんですよね。ついこないだ君代夫人監修で作品集が発売されたんですが、(これがめちゃくちゃ高い。二万近くする。)それをきっかけに何か歯車が動き始めたのかなという感じがします。君代夫人の心境に何らかの変化があったのかな。ここで藤田の話をすると長くなるからかいつまんで云うと、乳白色の中で自由奔放に跳ね回る細線が印象的な画家なんです。エコールド・パリの有名な画家の一人でピカソとも仲がよくてレオナルドっていう洗礼名まで持ってたりする。フランスで賞を総なめにするんですけど、(サロン・ドートンヌという公募展で出した6作品が全て入賞するという快挙を達成します。)
戦後の日本の美術界にはいい扱いをされなくてボイコットされたりして、結局、その後藤田はフランス国籍を取得して亡くなっていく。そういううらみつらみがあって今に至るわけです。ポスターやチラシに印刷することすらできなくて、美術界ではもう展覧会は不可能だという暗黙の了解が生まれているような伝説の画家なんです。
それが今になってなぜという話なんですが、ちゃんと婦人の中で決着はついたんだろうか。そういう意味でも非常に興味深い展覧会です。
裏に何かありそうで、また一悶着ありそうな予感もします。
もう戦争は終わったんだから、故人を安らかに眠らせてあげたいですよね。死んだ後に自分のことでもめているのってなんか僕だったら一番嫌だな。高島野十郎は三鷹でやります。けっこうマイナーだと思うんですけど、オリジナリティーはすごいものがあります。徐庶とか孔明のようなヒッキーなタイプの画家です。プラド美術館展は行くよ。ゴヤとグレコが大好きなんで。二人ともロックな画家です。ゴヤは宮廷画家まで登りつめたのに、最終的にほぼ盲目で黒の世界っていうアンダーグラウンドに潜っていくし、グレコは既存の宗教絵画と金払いの悪い客と戦い続けたし、国籍がはっきりしないのがカッコいい。二人とも絵がまたカッコいい。いやあ、本当にオルタナティヴでパンクなやつらですよ。
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  1. 2006/02/17(金) 03:40:13|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2
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コメント

記事が載ってましたヨ

http://jump.sagasu.in/goto/bloog-ranking/で記事が紹介されていたので、見に来ちゃいました。(^^)また見にきまーす。
  1. 2006/02/17(金) 20:36:41 |
  2. URL |
  3. HOLIZON #-
  4. [ 編集]

ありがとうございます。

うわあ、ありがとうございます。お知らせまでしていただいて感謝感謝です。
美術が大好きなんですが、話題に一貫性がなく、ほぼ無法地帯のブログと化してます。いらっしゃった方が僕のどの話題に魅かれてやってくるのかは書いている本人も謎なので、とりあえず幅広いジャンルの記事を扱っております。
いつもご期待に沿えるとは限らないので、
好きな話題のみ読んで頂ければと思ってます。
ではでは、またのお越しをお待ちしております。
  1. 2006/02/18(土) 01:57:53 |
  2. URL |
  3. 秋山亜軌(管理人) #SecOoZh.
  4. [ 編集]

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