イラストレーター秋山亜軌の日記を中心としたブログです。イラストレーターとしての活動報告をはじめ、美術や映画、音楽の話、興味のある出来事など、幅広い話題を独自の意見を絡めて執筆しています。

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ダウンバイロー

ジム・ジャームッシュ監督の映画「ダウンバイロー」を見ました。
スタイリッシュで美しい白黒の映像がかっこよくて、キャラが立ってて面白かった。
ジム・ジャームッシュの映画は雰囲気や空気を描くのに非常に卓越したものがありますね。一応脱獄映画なんですけど、この人の映画は目的は大して重要じゃない。人生で起こる偶然の出会いを描くことに全てを賭けているのだと思う。
「ナイトオンザプラネット」もその時、偶然にタクシーに乗り込んできた乗客と運転手のかけあいが面白い映画であって、目的地は大して関係がなかった。この映画も脱獄こそしますが、意外とあっさり脱獄できてしまうし、それ自体には重きを置いていません。それよりも偶然に刑務所で一緒になった三人の出会い、やりとりで魅せている映画です。こういう映画はキャラに全てがかかっていると思うんですが、それぞれにクセがあって憎めなくってシュールでかっこよかった。キャラが死んでるとこういう映画は破綻してしまいますよね。キャラが一人歩きしだすとそこに成り行きでストーリーは自然とできていくんだな、そんなことも感じました。僕はDJが好きだったな。ほとんど脱獄映画って刑務所でたらそこで終わりなんだけど、そのあとを描くのが新鮮でした。
うん、なんとなくこの人の作風はわかった気がする。偶然に起こる人と人との束の間の出会い、その化学変化によって展開していくストーリー。そんな感じ。そして出会いがあれば当然別れもあるわけで、別れのシーンにこそ、この監督の美学が詰まっているなと感じる。ラストシーンは秀逸でした。決して押し付けがましくないけど熱い。
ただ、基本的に大義がない映画なのでその辺がジム・ジャームッシュの苦手なところでもある。雰囲気を描くことに力を入れているのでそういうのが好きな人にはたまらないんだろうけど、僕には多少ダラついているように感じました。基本的にテンポが遅めなので血気盛んな人にはオススメできないです。以上。
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  1. 2006/02/13(月) 01:11:44|
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