イラストレーター秋山亜軌の日記を中心としたブログです。イラストレーターとしての活動報告をはじめ、美術や映画、音楽の話、興味のある出来事など、幅広い話題を独自の意見を絡めて執筆しています。
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SUMMER SONIC 07 後半戦
SUMMER SONIC 07 後半戦。
●CYNDI LAUPER
53年、アメリカ、ニューヨーク生まれ。83年、ソロ・デビューを果たす。陽気で活力溢れる個性的なヴォーカルで人気を得、ゴージャスな80'sアメリカン・ポップ・シーンを代表する女性シンガーとなる。代表作として、「ハイ・スクールはダンステリア」、「タイム・アフター・タイム」、「トゥルー・カラーズ」、映画『グーニーズ』の挿入歌「グッド・イナフ」などがある。(サマーソニックオフィシャルからの引用。)とのことです。御年54歳。前述したように、全く年齢の衰えを感じさせないパワフル且つ、サービス精神旺盛な完璧なステージングでした。小さくて、本当に細くて、あの体のどこにあんなパワーがあるのかと思います。ステージを縦横無尽に駆け回り、客にダイブする若手のようなバイタリティーがまずすごい。お祭り騒ぎで踊れる曲があれば、聴かせる曲ではしっかり聴かせる。声は伸び伸びしてるし、高音もなんのそのだし、盛り上げどころでしっかり惹きつける。これは主催者からしたらMarine stageでやるべきだったと思いますが(ホントそれくらいのすごい盛り上がりでした!)、Sonic stageだからこそあんなに近くでシンディー見られたし、一体感を味わえたし、僕らにとってはいいこと尽くしでした。とにかくやる曲やる曲それぞれによさがあり、楽しさと感動の波が押し寄せてきた。僕はシンディーがこの日1番のステージングだったと思います。どこのボーカルより声が出てた。マイ・大トリです。ステージの袖では、前に出演したアーティスト達もシンディーを近くで見ようと揃い踏み。名曲「タイムアフタータイム」で袖の皆を呼び、その日限りの大合唱にしてしまった。篠原ともえうっとうしかったけど、あの辺の演出もシンディーらしいですね。
シンディーのステージはしっとりしたステージになると勝手に思ってた僕は思っていたのと全然違うノリに少し意表をつかれ、踊り疲れ、このあとまだホルモンとオフスプが残ってるのにすごく満足した気になりました。たとえこのあと最悪どちらも見れなくてもチケットの元はとったなって思いました。それくらいシンディーは最高でした。繰り返し「ゲンキー?」と聞くシンディーは優しくて心の深さを感じさせました。笑い声は本当にキュート、そしてスウィートでした。渋谷トナカイ(僕の仲間内の総称。)のユッキーはシンディーの大ファンで、ライブ後、感極まって号泣しておりました。
●Maximum the Hormone
ダイスケはん(キャーキャーうるさい方)
ナヲ(ドラムと女声と姉)
マキシマムザ亮君(歌と6弦と弟)
上ちゃん(4弦)
1998年結成。不動のメンバーで現在に至る。以上。(サマーソニックオフィシャルからの引用。)。ホルモンはこの日見たアーティストの中では唯一の日本人アーティスト。前々から、渋谷トナカイ(僕の仲間内の総称。)のシンちゃん、ヨシノに強烈プッシュされて気になる存在ではあったのですが、ちゃんと聴くようになったのは最近で、僕はいわゆるにわかさん。まわりはもう根っからのファンていうような、ホルモンTシャツに身を包んだような方がたくさんいらして、僕みたいなにわかさんが混じってていいんでしょうか、と思いましたが、曲が始まると僕もわけがわからず、体を動かしてました。実際いいバンドです。とにかく楽しい!!前も書いたけど、メンバー内の個性がまず衝突しあって、そのエネルギーが次にオーディエンスを襲う。バンド対オーディエンスという構図が出来上がる。けれどライブが終わるとお互いの間には熱い友情が・・・というような感じです。
なんていうかギャップがいいんですよね。おバカだけどキメルとこではキメる。意味がなさそうで一見下品な詞と裏腹に、美声を聴かせる兄弟、格好いい演奏、引き出しの多さが光る。主に3人のボーカルが入れ替わり立ち代わり歌い、その度縦ノリだったり横ノリだったりするので、こちらも忙しいですけどね(笑)。ダイスケはんで頭振ったかと思うとナヲちゃんで踊ったり手叩いたりとね。MCも随一長く、面白かったです。でもこれもホルモンには欠かせない要素だということです。
ちなみに僕はこの日何を間違ったか、ジンベエに草履といういでたちだったので、モッシュ、ダイブ必須のこういうメロコア(?)系ライブでは苦戦しました。草履がいったん脱げたときは危機を感じましたよ。群集の波に一回草履が消えたからね(笑)。足踏まれると本気で痛いし、途中から踏まれない技術というか、ミルコのグラウンドでの攻防のようにうまく対応する術を身に付けました(笑)。モッシュでぶつかってきた奴にはわからないようにやり返してました。悔しいじゃん。大人気ない僕なのでした。ラストは「メガラバ」って読めたけど、いざ始まると何だかんだいってノセられてしまう。おそろしくキャッチーでダンサンブルでクセになる曲ですね。ちなみに僕が一番好きな曲は「What's up, people?!」です。これはカッコいい。ロックのかたまりをぶつけられたような曲です。
●THE OFFSPRING
アメリカ、カリフォルニア州オレンジカウンティ出身の4ピース・バンド。84年、デクスターとグレッグを中心に結成。89年、1STアルバム『THE OFFSPRING』をリリース。91年、インディ・レーベル“EPITAPH”と契約を結び、94年、3RDアルバム『SMASH』をリリース。インディーズ史上最高のセールスを記録。キャッチーなメロディと、独特なパンク・ロック・サウンドで瞬く間に世界を席巻。その後、リリースするアルバム、シングルは世界中で軒並み大ヒットを記録。メロコア、ハードコア、ロック、パンク・シーンにおいて不動の地位を獲得している。(サマーソニックオフィシャルからの引用。)。最後はオフスプです。もう僕この時にはすでに疲れ果てておりました。最後の力を振り絞りましたが、思ったほどは盛り上がれなかったってのが本音です。オフスプは格好よかったしよかったんです。シンディーの計算外もありましたが(思った以上に盛り上がったこと。)、ホルモンで暴れすぎた。この時すでに足が前に出ませんでした。ふくらはぎパンパンだったしジャンプできなかった。1番好きな「bad habit」で飛び上がったのが最後の元気でしたね。キラーチューンのラッシュ、轟音を上げるギターの迫力には、すげえ、と思いつつ、体が動かないので本気で楽しめないんですよ。今回の反省点でしたね。体を鍛えること。最後までもたなかったね。でも今回同伴した渋トナ女性陣のナオちゃん、ユッキーはほとんど初めて聴くというのに、自然と体が動いて楽しめたって云ってました。さすがオフスプ、キャッチーですね。別にステージを走り回ったり、盛り上げようと奇抜なパフォーマンスをするわけでもなく、ただそこに立って音を鳴らしているというだけの佇まいだけで、こんなに絵になってしまうバンドはそうはないだろう。独特の色気があるんですよね。ただデクスター、かなり太ってたよね(笑)。
そんな感じで、最後は皆で集まって、それぞれに今日はよかったねえ、なんて云って、一緒に見たものもバラで見たものも、語り合って帰りました。今年は大トリをMarine stageで見なかったので花火は見られませんでしたが、それぞれの胸にはロックの火種が撒き散らされ、心には大きな花火が打ち上がっているはずだ、僕はそんな風に思います。また来年も見に行きたいな。
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2007/08/17(金) 01:50:43
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音楽
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Author:秋山亜軌
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