イラストレーター秋山亜軌の日記を中心としたブログです。イラストレーターとしての活動報告をはじめ、美術や映画、音楽の話、興味のある出来事など、幅広い話題を独自の意見を絡めて執筆しています。

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グアム旅行 2日目

●2nd day
グアム初日、最悪な気分で眠りについた僕らを大逆転の朝日が迎えに来ました。これでもかというくらい照りつける太陽と湿り気のある風で、あっという間に体はじとじとと汗ばんできました。紫外線が怖い年頃なので(笑)日焼け止めをべっとり塗りたくって、ABCマートで飲み物を買うと、仲のいい(?)4人グループで早速グアムを散策することにしました。

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↑これがホテルの前から見えるヤシの木。デジカメで撮ったので非常に映りがいい!青空と白い雲のこんなにもはっきりとしたコントラスト。この時の開放感、気持ちよさが見てる人にも伝わるといいな。空のスケール感が東京とは違う感じです。

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↑遅ればせながら、ホテルの部屋はこんな感じです。二人部屋には充分な広さでしたが、空調、風呂の汚さ、ベッドの高さが異様に高いなど、設備に文句を付けたらキリがないですね。日本のホテルと比べるのはナンセンス。

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↑ホテル前。このシャトルバスで僕らはここまできました。

まず、スタッフの一人が逆バンジーのスリングショットをやりたがったのですが、まだやっていないということなので、とりあえず、その辺をブラブラしようと暢気にホテル前で写真なんぞ撮っていると、タクシー運転手が「近くまでならタダで乗せていってやるよ。」と話しかけてきました。
僕らは何の疑いもなしにタクシーに乗り込んでしまったのですが、連れて行かれたのは射的場。
店の前では親切に屈強な黒人がお出迎えしてくれて、やる予定もない射撃をやらざるを得ない状況に。海外の開放感からか、僕らは油断していたようです。この国では、タダで何かをしてくれるということはないと、この時改めて肝に命じました。
射撃は値段がはり、あとで財政の悩みのタネになるのですが、もうこうなったら楽しむしかないな、と気持ちを切り替えました。
僕らが選んだのはマグナム44という、ブルーハーツの「二丁拳銃」っていう歌にも出てくる銃で、ごく普通のあまり大きくない銃なんですが、それでも重量感があって撃った時の反動と閃光は相当なもの。とても二丁扱える代物ではないし、ルパンのジゲンのスリムな体格で連発できるものじゃありません(笑)。
ゴーグルと耳あてを装着すると、屈強な黒人に撃ち方のレクチャーを受けました。トリガー(引き金)を引く前に、ハンマーを起こすんですが、そのあと親指を下に下ろさないと撃った時の反動でハンマーが戻ってきて親指が吹っ飛ばされると忠告されました。弾を薬室に装填してもらい、ターゲットに狙いを定め、ハンマーを起こし、引き金を引く。弾がなくなると、銃をその場に置き、次弾を装填してもらう。この繰り返しなんですが、なかなかドキドキしました。暴発したらどうしよう、とか余計な心配が頭を巡った。屈強な外人が次弾を装填するために、薬莢を捨てるんですが、そのときに銃口がこっちを向くときなんて気が気じゃなかった。弾が残ってて、こっちに飛んできたらどうしよう、とか余計な心配をしました。

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↑銃を撃つときのコツとしては、狙いを定めたら、少し銃身と腕を下げることらしいです。僕はノーコンでしたが(的が遠くて近眼の僕には全然見えませんでした。)、一発だけターゲットの心臓に命中して100点がつきました。

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↑憎い奴をやっつけるつもりで(笑)。

銃を撃つ気持ちはあまりいいものではなかったな。銃を撃つっていうのは撃つ側もショックなんだろうな、と思った。一発撃つ度にものすごい衝撃で、一発撃つごとに精神的に消耗した。けっこうショッキングだったし、バイオレンスな気持ちだったな。銃社会には憤りを感じるけど、それはブラウン管ごしに見ていたものだったから、実際こうやって肌で触れてみるのは非常に貴重な体験でしたね。まあ、日本じゃまず体験できないからね。

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↑射的場をあとにした僕らはホテルに戻り、もう二度とタクシーには乗らないことを誓うと、今度はバスで移動することにしました。あとで聞いた話、他のスタッフもタクシーに乗って、けっこう被害にあってました。路上にてバスを待つこと数分。

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↑グレイライン路線バス、タモントロリー到着。かわいらしい赤いバスです。

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↑バス内部。窓などはなく、吹き抜けでイスはベンチのようになっています。優しい雰囲気の乗り物。MOTHER2のような世界観。

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↑バスから見える風景が美しい。海が見えるとおのずとメンバーのテンションも上がってきました。バスには外の風がビュンビュン入ってきて、それもまた気持ちよかった。空はこんなにも雄大で広いものだったか、僕は四角い東京の空にいつの間にか慣れて、空に対するイメージを小さくしてしまっていたのかもしれない。

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↑巨大なスーパーマーケット、Kマートに到着。ここでは昼食を兼ねて、お土産を買ったり、ショッピングをしました。このスーパーほんとに全てがデカイ。フロアの広さも、カートも買い物カゴも、売っているものも全てがアメリカサイズなんです。でも大抵のものがそろうし、お土産買うにももってこい。何を買うか迷っちゃうくらい。ちなみに24時間営業だそうですよ。

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↑Kマートで食べた昼食は巨大なピザ。食い意地の張った僕は更にレアチーズケーキをプラス。ボリューム感たっぷり、チーズは濃厚でおいしかった。これで7ドルくらい。

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↑Kマートを出たあともショッピングは続きます。バスを乗り継いでマイクロネシア・モールというグアム最大のアウトレットモールを目指します。しかし、アウトレットとはいえ、ブランド品はブランド品。僕らには到底手が出ませんでした。でも、靴は安かったですよ。ナイキやアディダスなんかも入ってます。とても広く、色んなお店が入っているので、見ているだけでも楽しいです。

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↑Kマートとマイクロネシア・モールでゲットしたお土産。左はおかんに買ったアクセ。シルバーでシンプルなデザインのもの。真ん中はグアム仕様のコーヒー。ココナッツ臭が強くヤン車(ヤンキーの車)を思い起こさせるけど、意外とおいしい。このコーヒーを飲むたびにグアムのことを思い出します。グアムはどこに行ってもココナッツの甘い香りがした。香りって一番記憶を鮮明に喚起させる気がするんです。大好きな人と大好きな時間を過ごす時、そこには必ずその時だけの香りがあって、春の花のにおいかもしれないし、その人のつけてる香水の香りかもしれないし、一緒に飲んだコーヒーの香りかもしれない。香りっていうのは人生におけるセーブポイントみたいなもの。いつでもそこに戻れるっていうか、またやり直せるっていうかさ。それで、なぜか偶然そういう大好きな時間のお供になってるのがコーヒーってことが多かったから、そういう由縁でコーヒー好きなんでしょうね。
右は乾燥マンゴー。これグアムのお土産で1番人気らしいんですけど、食べると納得。ジューシーで甘くて食感がくせになります。
これら以外でもマカダミアン・ナッツやサングラス、ネックレス、ソープなどを買いました。彼女や家族、友人、ご近所、東京で留守番してるスタッフなど日頃お世話になってる方々へ。

ショッピングを終えた僕らはいったんホテルへ荷物を置きに帰りました。あまりに天気がよくて、バスから見た海にテンションが上がった僕らは部屋で水着に着替えて、すぐさま海に出ることにしました。タモンビーチまではホテルから歩いても10分程度。とても近いのです。ホテルの入り口で他の仕事仲間数人とも合流し、男ばっかりだったけど海に向かいました。
海へ続くまっすぐな道にはシャレた店もいくつかあったので次回紹介しますね。しなったヤシの木を抜けると目の前にこれが本当の海だと云わんばかりの広大な海が現れました!!
NHKのハイビジョンで見るようなスケール感たっぷりの海に、しばしたじろいで見とれてしまいました。あんなエメラルド色の海には出会ったことはなかった。水平線の彼方を見つめていると、地球が球体だという事実はきっと嘘だと思った。地球は平面でどこまでも続いている。その方がリアルだ。
ビーチではチャモロ人がバーベキューを開いて、楽しいひとときを過ごしていました。
今の梅雨のシーズンはあまり観光客もいないし、ビーチは淋しい感じ。金髪美女がおっぱい出して寝てるのを皆期待してたんですが、そんな人居なかった。奥のほうに韓国の美女軍団はいたけど。僕は海へ足をひたして、手前の方には藻がいっぱいあるので、それをかき分けながら海が水色からエメラルドに変わるキワを見つめていました。僕らの居る側はまだ水色なんだけどビーチのもっと奥地の方はエメラルド色に変わっていたので、そちらに向かって歩いていきました。
エメラルド色に変わるキワを見極めることはできなかったけど、ちょうど腰を下ろせる岩場が浜辺にあって、そこで荷物を見張る人と泳ぎに行く人に分かれて、交代交代で海に入ることにしました。
僕が入って感じたことは1日目の冒頭で云った通り。どこまで行っても浅いんですよ。しかも奥に行くにしたがってナマコと尖った砂利がうじゃうじゃあって、サンダル履いてないと歩けないくらい痛いんだ。これが。だから泳ぐという感じではなくて水とじゃれあう感じ?だったな。残念ながら。遠くから見るとすごくキレイな海なのにあんなナマコだらけだったのが意外でしたよ。あと全然塩辛くないの。だから肌には優しかった。
皆すぐ飽きちゃって、金髪美女もいないし、もう帰るかとか云ってホテル戻っちゃったんですよ。飛行機がクーラー効き過ぎでダウンしちゃったスタッフもいたし。
僕とルームメイトだけがビーチに残って、お互い「こんな早く帰っちゃっていいわけ?」とやり切れない気持ちでいました。グアムの1番の肝である海にきて、そんな泳げないとかいう理由で、あっさり引き下がれるかよ、っていう心境だったんです。
僕とルームメイトは職場でかれこれ1年近い付き合いになるんですが、ケンカしながら続いてるカップルみたいな感じで、まったく性格も思想も違えば、価値観も違うし、趣味も違うし、全く気が合わないし、お互い嫌いあってる仲なんですけど(笑)、悔しくもたまにすごく波長が合うようなところがあるんです。後輩の愚痴とか(笑)女の子や食べ物の話とかでね。
それでまあ、思い切った行動ができるのはそいつくらいだったんで、一緒に行動することが多かったんですね。他のメンバーはどっちかというとあまりアグレッシヴなタイプの人がいなかったし。やっぱり、こういうところではケチケチしてるより、ノリノリで思いっきり遊ぶ方が健全だと思うし。
ただ海では相当粘って歩き回って、何しようか考えていたけど、二人でマリンスポーツするのもなんだかなあ、って感じで、自販もないし売店もないビーチサイド、ノドが渇きまくってカクテルをこっちで云う海の家みたいなとこで飲んで、お互いの出方を見るのみの探り合いで終わりました。いわゆる判定試合ですね(笑)。
ホテルへの帰り道ではお互い鬱憤がたまっていてあまり口を利かなかった。ルームメイトはスリングショット(逆バンジー)を途中でやっていった。僕は高所恐怖症なので情けなくも辞退しました。だから余計に鬱憤がたまりました。
部屋でシャワーを浴びて、さっぱりしたところでマッサージでも呼ぼうかって云ってたんですけど、ルームメイトはやさぐれて寝に入ったので、僕は他のメンバーの部屋に行って、晩飯どこいきましょうか、なんて云って次の作戦を練っていた。
PM7:00。ルームメイトも起きたので、ロビーで他のメンバーとも合流し、HISの車で日本人が経営している「はるな」というステーキ屋で夕食を摂りました。

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↑「はるな」のテンダーロインステーキ。サーロインより高いんだぞ。まあ、味はまあまあだったけど、値段がいかんせん高かったなあ。

夕食を終え、再びホテルの部屋に戻ると、僕とルームメイトで外に出てABCストアで瓶ビールを買い、そのままホテルの入り口で飲んでいました。
グアムはホテル内はもちろん、島内全て禁煙で、仮にポリスに見つかると罰金も取られるので、外に設置された観光客用の喫煙スポットでしか吸えないのです。
僕らはさんざんお互いや、アグレッシヴでないほかのメンバーに悪態つきながらも、お互いどうしたら楽しめるかをしばらく話していました。まだ明日があるけど、明日のことはわからないし、次の日の明けたAM3:00にはここを出るわけだよ、でも今日使っちゃったら明日遊ぶ金がなくなっちまう、などなど。そこでは鬱憤を爆発させたし、お互い中途半端じゃ終われない性質だってのがよくわかりましたよ。
せっかく来たんだから、あとになって後悔したくはないし、笑える思い出の1つや2つ残したいじゃん、燃え尽きようぜ、って結局そういう結論になったんです。
それで、夜遊びしちゃいました。海外行くと開放的になるって意味が身をもって実感できましたよ。金銭感覚も狂うし。でもすごく楽しかった。後悔は一切してないです。こっちじゃなきゃ絶対やらないから。まずダンスを見たり踊ったり、そのあとにも行ったところがあるんですけどね。どっちも楽しかった。やっぱりグアムはヘヴンでした。前にも書いたけど、グアムは僕らにとって当分の目標であったし、自由の象徴であったし、現実世界からの脱出だったんですよ。あくまで普通であっては困った。異世界じゃないと。
深夜、ホテルに戻った僕は興奮して眠れなかった。眠りについたルームメイトをよそに(ルームメイトも相当ハッスルして疲れすぎたようです。)、他のメンバーの居る部屋へ。他のメンバーの部屋は皆で酒を持ち寄り、バーみたいになってた。皆でマッサージしあって、旅の疲れを癒しました。一人だけ19の女の子がいたので、なんか修学旅行ノリで恋愛話をしたり、仕事の愚痴を聞いたりしてました。その日は明け方まで皆で酒を飲みながら話してました。仕事で関わりがなく、その日初めて話をしたメンバーも何人かいたので、情報交換にもなったし楽しかった。意外と俺も社交的じゃん?なんて思ったんですけど。あはは。
2日目がそんなわけで1番濃くて、最高に楽しい1日だったんです。
あと1日、グアム旅行三日目をお楽しみに。
to be continued・・・
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  1. 2007/07/08(日) 12:47:23|
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