イラストレーター秋山亜軌の日記を中心としたブログです。イラストレーターとしての活動報告をはじめ、美術や映画、音楽の話、興味のある出来事など、幅広い話題を独自の意見を絡めて執筆しています。

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アメリカンアイドル残り6人。

アメリカンアイドルも佳境に入って参りました。残り6人ですよ。ケーブル入ってる人しかわからない話なので、入ってない人は読まなくていいですよ。
まだ僕の好きなテイラー、キャサリン、パリスは残ってるんですよ。これかなりすごいでしょ。
日に日にテイラーが好きになってきます。一番パフォーマンスがうまい。見ててものすごくひきつけられちゃいます。ライヴとかやったら絶対見に行っちゃうね。吸引力は候補者の中でも抜けたものがあります。優勝しなさそうだけど、それでも応援したくなる。聴いてる人を味方にする魅力が充分にある。テイラーの歌は魂を熱くさせる。耳からあの声が離れない。もう僕はソウルパトロールの一員ですよ。
キャサリンはどんどんキレイになっていくし、本当歌の成長もそうだけど、垢抜けたな。見事に化けたよなあ。最近風格すら漂ってきた。CD出すとしたらこの人のが一番ほしい。キレイな声なのはもちろん、それで終わらない表情の豊かさがある声なんだよなあ。プロでやってくとしたらこの人ほど映える人は居ないんじゃないだろうか。歌の上手さ、ビジュアル、安定感、そしてまだまだ上手くなっていきそうなこれからの可能性、どこをとってもアメリカンアイドルとして申し分ないんじゃないかな。
パリスは曲によってハマれば、歌の上手さでは群を抜いてると思う。ただ選曲ミスで落ちる可能性はあるなあ。あとビジュアル的に小さくて見栄えがしないのが心配です。ブラックミュージックっていうジャンルで括られちゃうと浮遊票を逃してしまう可能性があるので、優勝は厳しいかもしれない。好きなんですけどねえ。
あと特別好きじゃないけどクリスもかなり優勝に近いと思います。確かな歌唱力を持ってるし、得意のロックではとりあえず誰にも負けないでしょう。突き抜けるような声をしてるよなあ。
逆にやばそうなのがエリオット。この人は歌はめちゃくちゃうまいのだけれど個性があまり感じられないのが非常に惜しい。人気のなさで落ちそうな気がする。
もう5人とも歌は上手いから誰が落ちてもおかしくはないと思うんですけどね。ここからは、個性をどう出すか、選曲でミスらないかが勝負の別れ道だと思います。この5人は残るべくして残ったと思う。アメリカの視聴者もそれほどバカじゃなかったと思います。マンディーサが落ちたのだけは意外だったけど。エースもバッキーもここに残った候補者に比べると、数段落ちるのは確かです。そしてただ一人、レベルが落ちるのに残っている候補者がケリーです。どう考えても、もう落ちているはずの人なのに、なぜか人気で残ってる。アッパーチューンは確かに似合ってるんだけど、バラードになるとひどい。音外してるのは明白だし、声の伸びもない。なのにぶりっ子とその場のうまいやりとりで何度と無く危機を逃れています。他の人が同じミスをしたら速攻で脱落するであろうミスを連発してるのに、ワースト3にすら入ったことが無い。人気の高さって怖い。
アメリカのオーディション番組のいい所は歌に終始していることです。アサヤンみたいに無駄な人情ドラマを挟まず、ぶっとうしで歌の魅力で見せていること。(たまに親や友人のメッセージが入るけど比重で云うと微々たるもの。)曲自体のセレクトも審査員が与えた課題曲ではなく、候補者が毎回選んで決める所。この辺、アメリカ人と日本人の性格がよくでてると思うんですよ。アメリカ人は何するにも自分で選ぶことにこだわるけど、日本人は与えられた課題をどう精一杯こなすか、ってことにこだわるんだと思う。芸術家と職人の違いというか。まあ、どっちも大変なことだけどね。そう考えるとエリオットは職人的で技巧派だから人気が無いのもわかる気がする。日本人には人気があると思うんだけどね。
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  1. 2006/04/28(金) 04:51:54|
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夢の中へ。

ああ、皆さんお元気ですか。秋山です。
もうすっかり気分はG.Wに向っております。おかげで仕事がはかどらない。毎日終電帰りです。全部自分のせいです。こうブログ更新する時間がないのとかも、寝不足でフラフラしてるのも、ようは僕の仕事が遅いからです。まあしょうがないのかなあ、実際この程度の苦労は覚悟して入ったつもりだし、いいっすよ。いつか爆発するために、フラストレーションもストレスも煙のように吸い込んで火薬にするんだ。
ところで、チャリカギをなくしたのです。そっちの方が僕にとっては直接的に一大事です。異次元に消えた。チャリを降りて10歩くらいでなくなったことに気付いて、戻るが確かにチャリカギをチャリから引き抜いたようでチャリにはチャリカギがついてないしポケットにも入ってない。(チャリチャリうるさいですな。)抜いた後そのままポーンて飛んでった可能性を考え、チャリの周りを探すがやはりない。
仕事に向う途中で急いでたので、そのままにして、会社へ。
会社に着いて、落ち着いてポケットも鞄も探したけれど見つからないのに、まだまだ探す気ですか。それより僕と踊りませんか。夢の中へ夢の中へ行ってみたいと思いませんか。うふっふううふっふううっふふうはあ。って井上陽水のような軽い気持ちにはなれずに僕は探し続けました。でも無くって、終電で帰ったあと自転車置き場をルンさんのようにむさぼるも、やはりなく、家まで歩いて帰ることにあいなりました。
でももう木曜日なので明日がんばってバスで行って、土曜に自転車屋さんに開錠してもらおうっと。
チャリは生命線ですよ。僕にとってはほんと。
  1. 2006/04/28(金) 03:44:48|
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吉祥寺幽霊居酒屋

卍とクイーンを立て続けに聴きました。云うまでもなくクイーンの上手さが際立ちます。秋山です。
昨日は待ちに待った藤田展を見てかなりテンションが上がったあと、友達に呼び出しくらって決闘しました。嘘です。飲みました。
吉祥寺にある幽霊居酒屋で。
最近仲間内では、例のように、ちょっとした目玉のある飲み屋さんでしか飲まなくなりました。日常的ラグジュアリー(友人いはく)を味わいたいんだそうな。お花見の時に行こうとして、混んでたので見送ったのですが、今回は時間が早いこともあり、入れました。
我ら男3人だったので、別にそんないいところじゃなくてもいいんじゃないなんて云ってたんですけど、楽しい方がいいからね。
このお店は幽霊のコスプレしたお姉さんが接客してるんですけど、お酒頼む時に、あの仏壇にあるチーンてやつで呼ぶんですよ。そうすると、ナムーって云って店員さんが来てくれる。客は仏様と呼ばれる。あと手を叩くと、上から蜘蛛の人形が降りてくる。最初は楽しいんですけど、いちいち客が来るたび、降りてくるのでちょいうっとうしかった。最終的に電源切っちゃいました。別に怖さは感じなかったし、エンターテイメント性に欠けてた。メニューも幽霊にちなんだものでもなかったし、けっこう普通の飲み屋さんでした。あ、でもお値段は良心的でした。
飲みは男3人のくせにすごく盛り上がってましたけどね。G.Wの予定や恋愛の話ですね。最終的には下ネタに着陸したけど。まあ大体いつものことです(笑)。
G.Wは旅行に行こうということになってます。気分はハイです。僕も普段鬱憤が溜まってるので弾けたいなと思ってます。開放的にいくぞ。花火やBBQやドッキリや泳いだりしちゃうぞ。やっほい!
あと久しぶりに仲いいコ(ワサワサベイビーのコね。)と会えそうなので、ちょっと人呼んで飲もうかなとも思ってます。吉祥寺の高架下に、大きいスペイン料理屋ができるんですよ。今日帰りに内装見てきたんだけど、(昨日はまだできてなかった。)けっこうお洒落でセンスよかったので、そこで飲みたいなあ。スパニッシュギターとスペイン舞踊とかやってくれんかなあ。
僕アリーマイラブに出てくるようなバーがあったらいいと何度思ったことか。会社の隣にあって専属のバンドがいるようなバー。たまにゲスト呼んだり客も歌っちゃうようなバー。いいよね。だってバリーホワイトもマライアもスティングもきちゃうんだよ。
  1. 2006/04/25(火) 04:05:46|
  2. フレンドシップ|
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生誕120年藤田嗣治展―パリを魅了した異邦人―

fujita.jpg

藤田展行って参りました。最高でした。
入場規制まで出て、開放時間も延ばすという、日本人の美術展としては異例の盛り上がりを見せています。ゴッホ展に匹敵する盛り上がりっぷりですね。
それもそのはず、ここでも何度か書いてきたように藤田の著作権は今まで完全に君代夫人の手によって、制限されていました。そして、それは戦争という大きな闇を避けては語れない話なのです。藤田が日本を捨て、フランス側についたと決め付けた当時の日本は藤田も作品も無視するようになり、藤田はそんな日本に見切りをつけて、フランス国籍を獲得する。藤田が戦争を賛美していたとか、陸軍だか海軍のスパイだったとか、様々な憶測が飛び交い、藤田の死後、君代夫人は著作権を封印します。日本での藤田の個展開催は、盛り上がるだろうけど、絶対不可能。それが美術界の定説になっていました。今回も君代夫人の気が変わらないか学芸員はヒヤヒヤしていたそうです。
もちろん日本が藤田を捨てたという君代夫人の気持ちもわかります。戦争は一個人の思想や意思などいともたやすく飲み込んで、右向け、右と同じ方向にまとめあげようとコントロールしようとします。今でも年配の方の中には非常に残念なことに藤田という画家に嫌悪感を持っている人もいると聞きます。僕は戦争が終わった平和な時代に生まれたので、何かに支配されたり、有無を言わさず誰かに従ったり、或いは強いマインドコントロールを限られたメディアの中で受けることもなく、そのかわり大した愛国心もありません。だから、当時の戦時中、戦後の日本を想像の範囲でしか、語ることはできないけれど、きっとどっちが悪いとか誰が悪いとか、そんな生易しいものではないのだと思う。誰もが被害者であったろうと思います。そして藤田自身もその時代に翻弄された一人です。
できれば藤田の「作品」だけで感想を書きたかったんだけど、この人の作品の遍歴を語る上で戦争画を経て、愛と平和というテーマに辿りつくので、ここは外せないと思い、前置きを入れました。これでやっと作品の話に入れます。ふう。
この美術展を開く一番の意義として感じたのは、なんといっても、藤田嗣治絵画の全貌が明らかになったということだと思います。普段、色んな美術館で1、2点バラで見られることはあっても一堂に会すということがなかったため、僕の中でも藤田の持つカラーというのは、乳白色の下地に細線というイメージ(それもかなりあいまいなイメージ)しかありませんでした。しかし、今回の美術展を通して決してそれだけの人ではないと思いました。個展、一人の人が作り上げた世界にして、これだけの幅の広さを持っている人は、そうはいない。
個人的にはダリやピカソと似たような性質を持った画家ではなかろうかと思います。去年見た佐伯祐三の個展を見たときは自分のスタイルを見つけるまでの格闘の記録で、ものすごく、水面下の努力が見えるなと思ったけれど、藤田の場合、他者に影響を受けるものの、それらをあっという間に消化し、自分の色に変えてしまう、そんな天性の才能を感じました。
前半、比較的凡庸な自画像から始まるのですが、そのあとすぐキュビズム、エジプト美術を取り入れ、モディリアーニ、ルソーから着想を得たと思われる数点が続き、そのあとすぐに乳白色の世界に突入。
これだけまとめて乳白色の絵を前にするのも、もちろん初めて。「美の巨人」で取り上げられた自画像より、魅せられてしまったのは、1連の裸婦のシリーズ。
この人の描く裸婦は何か特別なものだと感じました。それは乳白色のつるつるの下地と細線という藤田の絵画の特徴に最も寄り添ったモチーフだからなのかもしれない。藤田のここでの線のすごさは、線をほとんど一本で引いていること。90センチくらい線のつぎはぎが見当たらないのです。これには眩暈すらしました。神業です。線というのは一本で引ければ、強弱をつけなくてもあれだけ人を魅了できるものなんだと目から鱗が落ちる気分でした。
乳白色の絵肌は女性の美しい肌としてそのまま機能し、裸婦の柔らかい輪郭は細線の繊細さを打ち出すために最もしっくりきているモチーフだと思いました。
しっかり目的と手段を選んで描いている藤田の自己プロデュース能力の高さを感じました。あの摩擦の少なそうなつるつるの絵肌に触れてみたい、何度そう思ったことか。西洋の絵を見慣れた目には、全くジャンルも次元も違うものに見え、同じ絵画とは思えなかった。あの乳白色の下地には様々な工夫がされていて、それは絵によっても違うのですが、膠(にかわ)鉛白、炭酸カルシウム、バリウムなどが検出されたそうです。しかし、藤田の細線は墨を面相で描いたもの、水性の墨をどうやって油性のキャンバスに定着させたのか、その方法は未だ完全には解き明かされていません。
「アンナ・ド・ノアイユの肖像」という絵がすごかった。人物を真ん中に一人配して、あとは余白という非常に度胸のいい絵。あれは画家に相当な自信がなければかけない絵。服の装飾の緻密さ、デッサン力をあからさまに見てくれよと云わんばかりの絵でした。
「ライオンのいる構図」という非常に大きい絵があって、この絵の対になる絵がもう一枚あるそうですが、修復の済んだこちらの絵だけがきていました。両方そろったところも見てみたいですね。この絵はシスティーナ礼拝堂のミケランジェロの壁画を見てトライしようと思ったのではと言われています。
続く「三人の女」という悪趣味で下品な絵も藤田らしくなくて逆によかったです。すごく油彩べったり乗せているのは異質でした。あれは僕的には西洋の絵に対する皮肉めいた絵じゃないかな、なんて思いました。
その後の、「死に対する生命の勝利」はトロンプルイユとシュールレアリスムの要素を持っている絵。またその次の「眠れる女」は乳白色とほとんどベタの黒による激しい対比。
この短い期間に藤田はこれでもかというくらい様々な実験を試しています。
藤田は新しい芸術を求め、18年住んだパリから中南米に渡り、リベラ(フリーダ・カーロのだんなさん)と交流を持ち、彼の壁画に強く惹かれていきます。メキシコ時代の藤田の絵は写実性と色彩の鮮やかさを追求したものでした。この頃の絵画には壁画=公的な場で大勢の人に共有される芸術、という図式を汲みいれた側面があり、イラストレーション的な要素が強く、僕にはあまり響かなかった。鮮やかさが増した分、細線の魅力が半減してしまったような気がしました。
ただこの頃の藤田の絵を注意深く見ていると、生活感がどの絵にも表れていることに気付きます。色んな生活用品がランダムに散らばっていて、どことなく賑やかで楽しそうで、きっと人間の生活の風俗的な面を描きたかったのではないかと思います。そこには下町育ちの江戸っ子気質がよくあらわれているんじゃないかな、と思いました。日本に戻ってきてからの彼の絵にも日本の文化を愛している気持ちがとても伝わってきます。「我が画室」「自画像(1936年)」などをみるとそれを強く感じます。そのあとの猫がたくさん乱舞する奇妙な構図の絵、文字通り「猫」という絵や、「Y夫人の肖像」も見事で優雅だったことを付け足しておきます。
そして、照明がやたらと暗い戦争画コーナーに引き込まれていきます。急にカオスが降りてきたように明らかに異質な雰囲気を放っている、その部屋には藤田の戦争画をまとめて展示しています。
ここで一気に目が覚めた気がする。この戦争画を見て、プロパガンダ的に気持ちを奮い立たせられるとは考えにくいし、かといって反戦的とも思わなかった。ただ、そこには有無を言わさない迫力と圧倒的な力強さを持つ絵画があるだけでした。中でも「アッツ島玉砕」と「血戦ガダルカナル」の迫力はすごかった。これまでの藤田絵画からは想像できない厳しさと緊張感のある絵でした。藤田がドラクロアに対して熱弁したことがあったそうですが、戦争がよきにせよあしきにせよ、こうした重いテーマの群像劇を描ききるということに藤田はチャレンジしたかったんだと思う。スタイルこそ全く違いますが、藤田の乳白色シリーズで見せる細線とこの重く暗い色調の戦争画に見られる緊張感、あい通じるものがあると思います。それは芸術的というよりは日本人的な職人のプライドを賭けた闘争だったのではないでしょうか。いろいろ藤田の戦争画には賛否両論あると思いますが、素晴らしい芸術は意味を超えるものであってほしい。この絵を単にプロパガンダの道具や反戦メッセージの絵と括ってしまうのはもったいないことだと思います。現に僕の隣で見てた年配の婦人は、戦争そのものの話をしだして、絵自体について何も見れていないと思った。なんかそういう見方しかその時代の人はできないのか、と思ってがっかりしました。
戦争画シリーズを抜けると、レオナールフジタ(洗礼名)時代の作品に突入します。いよいよ後半戦。ここから藤田芸術は更に幅を広げ、深みを増し、より唯一無二の存在へと進化していきます。
サロン・ドートンヌで出品した全ての作品が入賞したのもうなずける。今までの藤田の絵で充分満足していたのに、後半の藤田の絵はそれを軽々と飛び越えてしまうものでした。まるで、ここまでの藤田の絵は単に種まきで、それがここにきて開花したように、今まで培ってきたものを全部ぶちまけてやろう、そんな気合を感じました。まさに集大成。「優美神」の花の華麗な色彩にはじまり(エデンがあるなら、こんなところであってほしいと思わせるほど色彩が鮮やかで美しい。この絵ほんと好き。)「私の夢」では、トレードマークの猫だけではなく様々な動物が登場し、乳白色の頃の裸婦にリベラの色彩をプラスしたような展開を見せています。
しかも今までのものを単に組み合わせるだけでなく、新しいものに常にチャレンジする、それが藤田なのです。ここには童話的な要素もその姿を表していきます。「動物宴」「ラ・フォンテーヌ」なんかはまるでピーターラビットの世界。
それからこれも後半、キーとなる事柄なのですが、藤田には生涯子供がいませんでした。そのせいかこの頃から、絵の中にだけ登場する自分の子供がたくさん描かれるようになる。藤田の絵には戦争画の時に現れた強さとは全く別の優しさや愛が溢れ出ていました。それが最初に現れるのは「二人の祈り」という絵です。
ここから展示されている作品は捨て絵がないといってもいいくらい良作が多いです。チケットにも印刷されている「カフェにて」は間違いなく傑作だし、「すぐ戻ります」は藤田流のユーモアがたっぷり詰まっている面白い作品だし、「ジャン・ロスタンの肖像」はノーマンロックウェルのようにいい雰囲気と写実主義を打ち出した作品になっています。
そこから、愛と平和というテーマが似合いそうな子供たちのシリーズが始まり、「小さな主婦」「朝の朝食」という子供が大人の格好をしている二枚の愛らしい絵と続きます。「誕生日」というこれもまた子供達の絵(これもすごく愛らしい。女の子に人気ありそうな絵。)。子供達の絵はまだまだ続きます。「アージュ・メカニック」「校庭」。ここからは子供達を小さな何枚もの厚紙やボードに描いたシリーズもの「フランスの富」「小さな職人達」が展示されます。子供達が様々な職業の格好をして働いている連作もの。そこには実際には存在しない子供に対して未来を託すような気持ちを読み取ることもできます(藤田にとっては作品に未来を託すということですが。)。藤田にとってこの頃アトリエに遊びに来る子供達に囲まれて過ごすことが、とても心を癒してくれる時間になっていたのだと思います。戦後の日本に捨てられ、フランス国籍に移ったものの、藤田には依然として日本への郷愁がありました。帰る場所が無く、自分が何人かもわからない、そんな状況になればきっと家族の切れない絆、ぬくもりが欲しいと思うのは当然のことだと思うのです。藤田が戦争を肯定したかどうかはわからないけれど、この後半の子供達の絵を見ると、全くそんな気はしない。もし、そうだったとしても藤田が日本を愛していた日本人であることははっきりしています。とっても楽しくてかわいくて明るい絵なのに、どことなく淋しさを感じるのは、そんな背景があるからかもしれない。アイデンティティーを失うことってとても怖いことなんだな。普段僕らは日本を自分の国なのにくさしているけれど、ある日帰る場所をなくし、自分が何人かわからなくなる、そんな日がきたら、どれだけこんな国でも自分に大切だったか気付くのかもしれない。そんなことも思いました。
子供達は平面の世界を抜け出し、藤田の生活用品の様々に顔を出します。お皿、グラス、コップ。藤田のグッズコーナーはすごくおしゃれでかわいかった。
ラストはドートンヌ入選作品がずらりと。「礼拝」「キリスト降誕」「磔刑」「キリスト降架」。完成度のアベレージが半端なく高い藤田ですが、入選作品はさすがにその中でも群を抜いて高いです。僕はやっぱりこの並びに一番圧倒されましたね。すごすぎる。すさまじい出来ばえです。「黙示録」の3点はまた今までとは全く違った世界の展開を告げています。ボッスの「快楽の園」を思わせるような恐ろしいカオスの世界を描いているのですが、これはこれでまた画風もクオリティー的にも完成してるから驚きです。この人はほんとに死の間際まで挑戦し続け、どれだけ未開の地を切り開いていく気なんだろうと思いました。
締めの絵は「マドンナ」でした。藤田自身、最後は自分の教会を手がけて亡くなります。
こんな素晴らしい画家を眠らせておくわけにはいかない、それを本人も望んでいないはず。作品には日本に対する愛情が詰まっています。モチーフにせよ、日本の墨と伝統技法を油彩の世界でぶつけたことにせよ。そして自分の技量を子供が大人の前で自慢するように、藤田の絵には常に画家、職人として自分はどこまでできるのか、その自負が見え隠れしています。今後、藤田が日本人であることを皆が認めるよう、誇れるよう、日のあたる場所へ連れ出さなきゃ。もう僕らは戦争を知らない。そろそろ解き放たれてもいいんじゃないかな。藤田が絵の中で子供に託した未来を僕たちは生きているのだから。

(ちなみに岡本太郎の実力を見出したのも藤田でした。)
  1. 2006/04/25(火) 02:36:39|
  2. 美術展|
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インド人になりたい。

朝からキムタクが元気で鬱です。あいつに閉じてる自分なんてあるのか。ちなみに閉じっぱの秋山です。
プライベートは語るに無残聞くに無残なので、僕はまたフィクションの世界に行きます。どこか誰も僕のこと知らない人だけの世界へ逃げ出したいですよ。なんてね。無理無理。わかってるんだから。でも心の中には大きな空を持ってるよ。
カレーライスがおいしいな。二日目がやばいな。みうらじゅんとかぶるのですが、僕は生まれ変わったらインド人になりたいのです。ガンジス川は全てを集約しているような気がする。混沌としたものを全て受け入れてくれる象徴のようなもので、深夜特急と万博を経て、一気に心の中のインドへの渇望が大きくなった気がする。インドの食べ物も女性も神様も全部好き。
人間てのはきれいなモノだけじゃ生きていけないっす。バランスを取るようにカオスが存在する。その一方でそれらパラドックスを全て許してくれるような存在を欲している。
免罪符って、すごく都合のいいものだけれどそれを高い金出して買おうとした人達の気持ちもわからなくもない。誰だってその存在を許してほしい。天国へ行きたい。キラキラしたものが見たい。
神様っているのかね。本当に僕らを見守ってくれているのかね。
もし、いるとしたら僕は説教する人でも、犠牲愛を示す人でもなく、もっとちゃらんぽらんで自分勝手な神様を神様だと信じたい。えこひいきしたって差別してくれたって構わない。完璧な神様なんて嘘っぽい。ばらばらなものが一つのお皿にぶちまけられてる。その方が僕にとってはリアルだよ。皆さんの神は誰ですか。
  1. 2006/04/21(金) 03:10:40|
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印刷会社って素晴らしい。

いやあ、印刷会社は神ですね。ありがたいですよ。もっとボコボコで戻ってくるものだと思ってたのに。ナイスです。感謝です。今回はじめての入稿というやつをやったので、正直どれくらい印刷会社で直してくれるのかヒヤヒヤして待ったのですが、赤入れてないところまで気効かして直してくれてたので、もうほんと心からサンキューを云いたいですよ。顔が見えない相手だけに本当に神なんじゃないかと思いますよ。
あとは今やってるものをガーッとやって、無事、素敵なGWを迎えられればいいなと思っております。神に祈るようにして、毎日眠りにつきます。トラブルよ、起きませんようにって。
祈るってことをリアルにするようになったのは最近のことのような気がします。
ところで「嫌われ松子の一生」が微妙に見たい。中谷ミッキーにボニピンにミュージカル。惹かれる要素が多い。
  1. 2006/04/19(水) 00:37:52|
  2. 日記|
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ウィスキーと格闘技

ああ、ウィスキーが美味しい。なんか美味しいお酒があったら教えて下さい。秋山です。
ところで格闘技ラッシュですね。4月29日にK-1メルボルン大会、5月3日にHERO`S、5月5日にPRIDEですよ。ゴールデンウィーク休み取れなかったら、格闘技三昧になるかもですね。
K-1はなんといっても注目カードはグラウベ対カラエフですね。これは久々のK-1らしい試合になりそうです。やっぱり技の美しさあってのKでしょう。カラエフけっこう好きだけど、グラウベが経験で圧倒する気がする。どうでしょう。
HERO`SはKIDと宮田ですか。どう考えてもKIDだなあ。殴って倒すのが残酷だなんていってるようじゃ、宮田は駄目だと思う。期待感がKIDは違うんだよな。出てきた時の何かしそう感というか。試合する前に勝負が付いてる気がするよね。
PRIDEは楽しみです。前回がよかっただけに(西島とハントの試合はほんとヤバかった。久しぶりに巻き戻して何回も見直した試合。)。ただし、無差別級GPはやっぱりいかがなものかと思います。前回もまさにそのまま結果になっちゃってたし、やはりミドルとヘビーの差はでかいんじゃないかと思う。分別はきっちりした方がいいと思うな。まあ、今年だけって云うのならそれもいいけどね。勝負にはひょっとしたら、が常にあるから。まあ僕はノゲイラがでれば文句はないです。藤田にハント、シウバもでるし。あ、あとミルコも。ミルコは三濃輪の人気を危惧しているようです。三濃輪がヒーロー扱いで、自分がヒールにされるんじゃないかと思って、それは勘弁してくれ、とプロデューサーに嘆願したそうです。まるで、孔明に「あのじいさんと俺どっちが強い?」と執拗に聞く関羽のようですね。強いやつは絶対どっかで臆病なものです。三濃輪はハイでリアルへヴンにいっちゃうかもね(笑)。
彼の笑いのセンスというのは非常に毎回楽しみですが、ミルコに当てるような選手じゃないだろ、と思います。毎回VTRが一番楽しみな選手だからね。試合より。
西島はあの試合はまさに伝説、と思ったけど吉田は打撃の打ち合いなんか付き合わないから、簡単に極まってしまうんじゃなかろうかと思います。もう本物のボクサーはボクサーでしかありえないからね。蹴りもグラウンドも対処できないだろうし。ハントにマウント取られたり、関節取られそうになってるの見ると、キッツイなあ。あるとしたら、打撃でそれこそレミーガくらいの速攻で吉田を落とすしかないんじゃなかろうか。
今回はヒョードルを誰が倒すかってことでしょうが、僕自身は、それはノゲイラであってほしいのですが、可能性から云うと、ハントか藤田だと思う。でもノゲイラが二番とも思わない。
  1. 2006/04/18(火) 02:23:17|
  2. 格闘技|
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愛のブーメランフック

またちょっとした企画を思いつき奔走しております。
僕の場合、仲間内でのサービスは過剰なくらいいっちゃってますけど、僕自身楽しいし、僕の核なる部分はかなり友人にもらったものだと思ってるので、本気です。命がけです。重い?重いか。チッキンオンを見ればわかるでしょ。
でもね、この年になると皆サボりだすんですよ。(ほんと、メール返さない輩が増えて困ってます。)以前のような付き合い方してたら体も持たないですが、努力あっての友情だと思うんだよ。愛情だと思うんですよ。おざなりにしたくない。
私事ではありますが、今日は彼女の誕生日を祝いました。久しぶりに二人で外食してプレゼント渡して。仕事が忙しいのを口実にミスを併発して精彩を欠いてしまった。結局はうまくいったんだけど、深く反省してます。準備も気持ちも足りなかった。一年の中でその一日くらい、その人にとって最高の男でいる必要があると思うんですよ。
僕は大事な人はほんの少しでいい。その代わりその人たちを本気で愛し続けたい。恥ずかしいけど今日はそんなことを実感しました。なんで人間はそこにあるものを当たり前と思ってしまうのだろう。もっともっと感謝をしなくては。ていうわけで、そういうのもあって、非常に忙しくはあるのですが、久しぶりに友達のためにまた創作ごとをしています。バリバリデジタルですけど。実験も兼ねてます。ほんといい感じにアナログ絵に飢えてきた。
  1. 2006/04/17(月) 01:00:33|
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ライク・ア・ジャンキー

浮き沈みが激しい毎日を送っています。秋山です。
なんか本当に俺ってどこに向かって飛んでるんでしょうね。カミカゼの末裔かもしれないですよ。ひょっとしたら。万歳突撃かもしれない。
この毎日が自分にとって正しいものか悪いものかは3年くらい経たないとわからないだろうな。この頃の僕は本当にイカれてますよ。急に思い出し笑いしたり、一人になると、音楽を頭の中で鳴らしてステップ踏んだりして。この前社長にヤク中か、って云われました。いい感じにしぼられてます。精神的には。体はたるんでいく一方なので、ちょっとまた筋トレなりなんなりしないとヤバイです。もう女の子にモテたいとかは思わないですけど、自分なりにイケてない自分ていうのはテンションが下がるからね。
格闘技やブラピを見た後は体鍛えようと思うんだけどな。なかなかどうして長続きしないんですよ。絵も描きたいし。
ああ、うじうじとうずうずが胸を締め付ける。韻を踏みたいだけなんだろう。書く事ないな。
こう、友達に何か面白いことしてくれねえかな、って期待し出したら終わりですね。その前に俺が面白いことしないとね。クリエイティヴは自分の代名詞だ、くらい胸を張ってね。
気持ちは前より上向きになってきた。でももっとこの目の前のドアをこじ開けたい。突き抜けた自分が好きだ。早くそうなりたい。もっと見晴らしのいい場所へ行きたい。オーシャンビューのふろしきを心の中に広げたい。その上で誰かとバスケットのサンドイッチを食べる。妙にリリカルな夜だ。
  1. 2006/04/15(土) 01:51:44|
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KT Tunstall/Eye To The Telescope



前にお話した、KT Tunstall(ケイティー・タンストール)のアルバム「Eye To The Telescope」を買いました。日本版。
やっぱりこの声いいわあ。色っぽい。女をウリにしたような媚びた声じゃないのが逆に色っぽい。詩は等身大の女の子の気持ちを歌ったようなものなんだけどね。声と音楽がそれを甘さ控えめにしてくれている。トム・ウェイツとかジャニス・ジョプリン、デヴィッドボーイ、ジョニ・ミッチェルなんかに影響受けてるらしい。(いい趣味してるね。ちなみに僕と一緒でウィスキーが大好きらしいよ。だからハスキーなのかね。)ラジオでへヴィーローテンションしてる9曲目の「Suddenly I See」のプロモがついてます。この曲みたいなキャッチーでノリのいい曲がもうちょっと入っててもいいかなとは思うけど、(基本的には穏やかでブルージーな曲が多いのです。)この声を堪能できるだけでも充分価値はあります。特に一番この人の声の魅力が発揮されているのが4曲目の「Black Horse and the Cherry Tree」短い曲だけど、かっこよさが凝縮されてる感じ。ループ・ペダルという機材にギターをつないで、ギターを叩いた音をループさせ、打楽器のように使う演奏法は彼女のオリジナルとなっています。プロデューサーはスティーヴ・オズボーン氏でU2やニューオーダーを手がけたこともある人です。7曲目の「Universe&U」っていう曲あたりにその手腕が表れてる気がします。あと僕が気に入ったのはこのCDのアートディレクション。パッケージじゃなくて中身。かわいくて洒落てます。いいですよ。
ちょっと聴きこみたいと思います。

ちなみに、曲目リスト(ていうかタイトル韻踏みまくり。)↓

1.Other Side Of The World
2.Another Place To Fall
3.Under The Weather
4.Black Horse and the Cherry Tree
5.Miniature Disasters
6.Silent Sea
7.Universe&U
8.False Alarm
9.Suddenly I See
10.Stoppin’ The Love
11.Heal Over
12.Through The Dark 他 ※〈CDエクストラ〉


  1. 2006/04/14(金) 01:59:06|
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コーポレーション・レボリューション

今日はお仕事の飲み会がありました。社長がここらでそろそろ一回リセットしようや、って感じで開いたんです。まだスケジュール全然蹴りついてなかったのですが、言い出したら聞かない人なんで、結局皆で出席。でも蓋を開けてみれば、それなりにいいリフレッシュになった。楽しかったです。
ちゃんとした飲み屋さんで、旅館みたいな場所でした。フグ料理や、サザエやら、あまりふだん食べなれていないものをいっぱい頂きました。
わざわざ昼飯食べなかったからね。
今の会社では東京生まれが僕だけで、なんとなく肩身が狭かった(それも変な話だな。)のですが、派遣さんが東京生まれだったのでその点やりやすかったかな。
やっぱり思うことは休みが必要だということで。
集中する時は思い切り集中して、休む時はとことん遊ぶ、それができてないから歪んでくるってことを思い知った感じ。空気を入れ替えることって大事よね。
花見してる時も思ったけど、うぜーとかめんどくせーとかだりーっていって家で寝てるよりは、無理してでも遊んだ方がその後すっきりすることに気付きましたよ。色んな人が居て、色んな人好きになってそれでいいんじゃない?と思う。非常に軽くて頭悪そうだけど。
僕、最近思うのはね、自分が大人かどうかはもうどうでもいいってことですよ。大人になるってことがどんなにくだらないことかっていうのはもう一時期の流行りでしかなかった。それは人が決めることだし、どこから子供で大人か、そんな定義づけ、僕にはできないし。子供時代が楽しかったから、そこにこだわってただけだと思う。ただ同じこと繰り返し繰り返し続けてきたのは確かだな、と思ってて。
僕は大人でも子供でもない。羽が生え変わるわけでもないし。でも今までとは違う自分であることは事実です。
実際、今まではギリギリ限界まで努力すれば大抵のことは乗り越えられてきたし、なんとかなった。でももはや、いくら努力しても乗り越えられない壁やノルマや、許されない現実が目の前にあるわけです。なんともならない状況を前にして嫌な汗をかいて、結局どうなるのか、僕はそれを見てみたい気もする。非常にマゾヒスティックではあるけどね。
今の仕事って、本当に自分に向いてない仕事なんです。素質ゼロと云っていい。絵は描ける。でもデザインは語弊を恐れず云えば、整理整頓です。ぶっちゃけて。僕にはそのセンスはない。というかキレイに整えることが好きじゃない(笑)。なのにこのまま続けていったらどうなるかには興味がある。
正直好きなことばかりやってきたから、最も苦手なことを、やってみたらどうなるんだろう、っていう興味がある。
昨日、友達にアイポッドが似合わないとか、前は「超~」っていう言い回しが似合わないって云われたんだけど、まあようするに、周りの人には僕イコールアナログ人間みたいに思われてるようです。
それはわかる気がする。自分を上手く言い当てられてるような気がする。現代的なものが似合わない人間なんです。僕って人は。それこそ、何時間もかけて手垢で汚れまくったようなものをこねくりだすような人間。よく言えば味がある、スルメというやつです。悪く言えば洗練されてない出来の悪いものということになる。
僕みたいなマイペースのアナログ人間がデジタルの〆日のオンパレードの業界でやっていく意味って少しはあるのかもな、と感じ始めています。化学変化起こるといいね。
  1. 2006/04/12(水) 00:52:44|
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桜のスプリンクラー

昨日は井の頭公園でお花見をしました。大人数で男女入り混じってがやがやと。
桜はもう全開ではなかったけれど、散り際がやけにセクシーだと感じた。
友達がいい場所をとっておいてくれたので、とっても居心地よく快適に楽しんでお花見できました。やっぱり春は好きな季節。女性陣も着飾って華やかでいつもよりきれいに見えた。おっとこれはビミョーだ。褒めてるのかどうか怪しいもんだ。
もうすでに花見客もピークを超えていてさほど人もいなかった。前年はこれくらいの時期、入場規制がでるほど人が多かったのに、温暖化の影響ですかね。でも、散り際の桜、本当に素敵だったのでこれくらい出遅れるのを待ってもいいのかなと思いました。
メンツはいつものメンバーにプラス何人か友達の友達が入ってるような形で、何度か会ってるはずなんですが、ほとんど初対面ですね。いやごめん、本当に覚えてないんですよ。そんな人達もフッツーに混じっちゃうのがお花見マジックだね。だってさ、自己紹介とかするべきでしょ、きっと。ほんと忘れてるんだからさ。いきなし、しゃべりはじめてるのどう考えたって不自然なんだけど、それをありにしちゃうのが、お花見マジックですね。

necobaur
↑そうそう、猫バウアーっていうイカれたおばさんがいたので激写してきました。ニャーニャー云ってました。苦節の人生をとくとくと語った後に、最後にイナバウアーならぬ、猫バウアーというブリッジを披露するパフォーマンサー(?)。あれにはきっとオノ・ヨーコもびっくりだよ(笑)。

皆で食べるいなり寿司と焼き鳥とビールは、この上なくうまかった。外で食べるとどんな高級料理店よりおいしいね。この前、桜が咲く前に一人で吉祥寺散策しに来たときに食べた味とは全然違いましたよ。同じいせやの焼き鳥とビールなのに。久しぶりに孤独なんてくそったれだと思いましたね。いつもこうだといいんだけど。友達も楽しんでた。ボート乗ったり、型抜きしたり。僕二時間しか寝てなかったので、さすがにそこまでアクティヴにはなれなかったけど、皆が楽しんでると嬉しい。親御さんの目線ですかね。こう花見であまりハイになっちゃうとね、危ないんですよ。僕の場合は前例があるだけに。大晦日も危険。あえてハイにならないようにしてる。
ああ、なんの話ししたかは覚えてないんですけどね。動物は怖い、とかどうでもいい話をしてたと思います。ギョーザの話とか。楽しかった日はいい夢を見たあとのように過ぎていくよね。記憶には残らないんだな、いつの日も。
夜になったら、メンバーも増えて、白木屋で二次会しました。僕ら男陣はちっちゃくまとまってたことの反省会をしまして、駄目出しをされておりましたとさ。ゲイネタで盛り上がって、全体を上手く回せてなかったんですよ。それで、一人で人気かっさらってた癒し系の女の子がいて、その子が帰ると一斉に今度はいつものメンバーにカメレオンの如く色変えてすりよっていったので(ちなみに僕は違うからね!それだけは言わせて。)それがいけなかったようです。オマケにおなじみのメンバーとは飽和状態にあって、倦怠気味だときっぱり云われる始末。やっぱり女の子の華やかさには男は一生かなわないんでしょうか。このままでは愛想つかされそうです(笑)。最終的にはお互いのいいところをいいまくる古今東西ゲームという非常に深夜ノリの遊びをしてましたけど。自分の番になると、拷問ですよ。こっぱずかしいったらありゃしねえ。
でもね、こういうくだらないことができる仲なのはやっぱりいつものメンバーなんですよ。だって、ゲストチックな人たちとはできないからね。うん、僕は古い付き合いのほうが、よし、我が家って感じで伸び伸びやれるなあ。大事なんだって口が裂けても言わないけど、他の男衆もきっとそう思ってるよ。やっぱり渋トナ(僕らの仲間内の名称)はここから始まってるって云いたい。一方じゃ、皆で友達100人集めてキャンプしてカオス作り出して、その中から生まれる新しい渋トナが見たいなんて云ってみたりもするけどね。
ところで、ガールズトークってなんなんでしょう。女同士で何を楽し気になぜそんなに華やかにしゃべっているんだろう。男には内緒?やっぱりマキアージュの話とかになるんでしょうか。
  1. 2006/04/11(火) 04:45:50|
  2. フレンドシップ|
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オールオアナッシング

お久しぶりです。まだ生きてますよ。いやあ一週間近く、更新してないと忘れられてるんじゃないかと思って。ネガティヴですね。本当に久しぶりな感じ。
今日は取材を受けました。仕事の。僕ともう一人会社の女の子と似非ミーティング風景とか似非作業風景とか写真撮られて、ポーズまで取らされて。求人用のものでばっちり本に載るらしい。
来るの知らなかったからひげもそってないし、Tシャツだしで、気乗りはしなかったけど、まあ、気分転換にはなりました。
今年はゆっくり桜を見ることもなく、春爛漫を満喫できていませんが、ようやく、今週末花見ができそうです。毎日ギリギリ乗り越えてる感じですけどね。辞めたいと何度思ったことか。
最近、面白かったことでも書こう。久しぶりだもんね。昨日の京王線の事故に巻き込まれそうになった話?確か21:30くらいにあの事故が起きたんですよね。僕、22:00くらいに会社出たので大した被害はなかったんですが(同じ京王でも井の頭線だし。)、それでも自動改札機能してなかったし、ダイヤが大幅に変わってたし、けっこう大きい事故だったみたいですね。車が突っ込んできたらしい。テロですね。テロ。
帰ってきてからはK-1MAX見ました。マサト対レミーガも面白かったですが、ドラゴよかったですね。スピリッツを感じるファイトスタイル。ちょっとアンディ・フグを思い出した。
そのあと伝説の極真の武道家を探しに来た一味が山で遭難したという非常に面白いニュースを見て、大笑いしました。しかもそんな武道家存在しないし、極真の道場もその村にはないらしい。まさに伝説ですな。ていうか、武道家も自然にはかなわないのか。自然は恐ろしいけどね。

もうネタがつきそうなので、マイブームやら見たいもの、ほしいものの話。
相変わらず、「アメリカンアイドル」にハマっております。アメリカの超大型オーディション番組。
本国アメリカでは、グラミーの倍の視聴率を取り、トリノ五輪より視聴率を取りました。まさにアメリカが生む、アメリカが選ぶアイドル。第1回優勝者のケリー・クラークソンは去年最も売れたCDで7位に入ってたりする。(ちなみに1位がコールドプレイ。グリーンデイが3位くらい。)
今、ようやくベスト10人までに絞られて、もうはっきり言ってヘタな人なんて誰もいないんですが、僕が特に期待しているのは女の子はキャサリン・マカフィー(ビジュアルと歌のバランスが一番いい。)とパリス・ベネット(まだ17歳。おばあちゃんもグラミー賞取ってる。間違いなく優勝候補。歌上手すぎる。圧巻。)。男は白髪頭のハーモニカマン、テイラー・ヒックス(とにかくパフォーマンスが面白い。見てる人をノらすのが上手い。)。番組知らない人は、わからない話なので、この辺でやめるけど、とっても面白い番組です。この番組から将来有名になるシンガーが生まれると嬉しいな。いや間違いなく生まれるだろうね。
じゃあ、見たい映画。「プロデューサーズ」。ミュージカル映画好きになってきたから、これも見ないわけにはいかないだろうなと。やっぱり仕事上、目を酷使する仕事なので、どうしても趣味は目を使わない、聴覚によっていくものなんですよ。
ほしいDVD「ウルトラQ」。すっごく高いけどほしい。「ウルトラマン」になる前に放送された、ウルトラシリーズの一番最初の作品なんですが、すごくブラックなんですよ。ウルトラマンは子供のためのものだけど、ウルトラQは完全に大人向けのものですね。ああ、すごく見たい。
  1. 2006/04/07(金) 03:32:33|
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