イラストレーター秋山亜軌の日記を中心としたブログです。イラストレーターとしての活動報告をはじめ、美術や映画、音楽の話、興味のある出来事など、幅広い話題を独自の意見を絡めて執筆しています。

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きみに読む物語&ドラムライン

最近見た映画の感想です。



「きみに読む物語」。一人で見たんですけど、この映画すごく感動しました。愛に満ちた映画です。こう一人の人をずっと思い続けるって素敵ですよね。運命のいたずらが愛し合う2人を何度も引き離すけれど、結局好き同士最後はくっつかずにはいられないというか、そこからは目を背けられない。「ビッグフィッシュ」が好きな人なら泣けると思います。ラストは最高の愛の形というか在り方を見た感じ。誰もが好きな人を思う時、一度はそれを考えるんじゃないかな、っていう光景を映画だからこそのフィクションで見せてくれた。
若い頃の恋を振り返る形式だけど、同時進行で年老いた2人の愛がリアルタイムで動いている。だから決して軽い楽しい部分だけではなく重たいテーマをも突きつけている。個人の恋愛というものでありながらこの映画はもっとスケールの大きな愛を描いているような気がします。
愛は幻想だとか信じないっていう人にはぜひ見てほしい。おとぎ話の1つでも信じてみたら素敵と思えるかもしれないですよ。



「ドラムライン」。この映画はかっこいい映画ですよ。特にドラムのパフォーマンスだけでも見る価値有り。ドラムのバトルシーンは圧巻です。音もかっこいいし、こういう映画は映画館で見たら映えそうですねえ。チクショー。ただ太鼓叩いてるだけで何でこんなかっこいいんだろ。僕が入ってた和太鼓同交会とは天と地の差だよ(笑)。

映画以外では、海外ドラマの「トゥルー・コーリング」にハマってます。死者の声を聞いて、命を助けるために一日をやり直す女性が主人公のドラマ。海外ドラマは話や設定が穴だらけなのですが、このドラマはすごく良くできています。ひきつけられるテンポのいいストーリーに愛着の持てるキャラクターたち。24なんかよりずっといいですよ。
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  1. 2006/08/08(火) 01:34:49|
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まとめて映画の感想2

今日もまとめて映画の感想です。
まず、「きいてほしいの、あたしのこと ウィン・ディキシーのいた夏」。
とってもハートウォーミングな感動作。主人公のアンナソフィア・ロブ(とっても演技が上手で、ダコタ・ファニングのライバルと目されています。)は「チャーリーとチョコレート工場」でガムばっかり噛んでた子です。この子と、微笑みを浮かべるウィン・ディキシーという愛犬が周りの人々を幸せにしていく物語。これは隠れた名作ですね。小粒ではあるけど、ささやかでいつまでも続くような光を放つ映画。「ストレイト・ストーリー」ほどではないけど、感動の種類は似ています。子供はもちろん、大人が見ても深みのある感動があると思う。
こういうジャンルの映画はエピソードとセリフがいかにセンスがいいか、にかかっていると思うのですが、いわゆる捨てや無駄のない脚本で日本語訳をした人にも感謝しないといけないと思う。1つ1つのセリフが心に響いた。いい映画です。オススメ。



「ガタカ」。某サイトで異常に評価が高かったので、楽しみにしていました。彼女はすごく感動してたけど、僕は正直、なんだこれ?っていう感じでした(悪い意味じゃないんだけど。)。何か釈然としない映画でしたね。で、あとあと考えると内容はすごくヒューマンで僕ごのみなんですが、SF的な雰囲気であくまで熱いヒューマンドラマをクールにスタイリッシュに静謐に演出しているんですよ。それがいいって云う人と、熱いものは熱いものとして出してほしいっていう人とで好き嫌い別れる映画じゃないかな。僕はどこか盛り上がりどころをズドーンと作ってくれないと嫌なタイプなんです。決して悪い映画じゃないし、すごくテーマとしては考えさせられる内容でした。遺伝子の優劣をコントロールできる近未来の話。そんな世界で夢を叶えるため、自分を偽って嘘の上塗りを続ける主人公をイーサンホークがナイーヴに熱演してます。ユマサーマンもクールでスタイリッシュでキレイ。ジュードロウは文句なしに天才役をかっこよく演じてます(この役おいしすぎです。)。主演3人はすごく輝いてます。これもぜひ1回見てほしい映画ですね。



「アモーレス・ペロス」。メキシコ映画。「21グラム」の監督さんが作ってます。この監督の作風は「報われない愛」っていうのを描くことにあると思う。全てのエピソードで登場人物達が激しく愛を求めていながら、報われずに終わるのです。せつねえー。
オムニバス形式でいくつかのストーリーがあり、それらが相互作用を及ぼしあうような構成。1話目の主人公、ガエル・ガルシア・ベルナルは乗りに乗ってる売れっ子で、とてもイケメン。「モーターサイクルダイアリーズ」では若かりし日のゲバラ役でしたが、ここでは全く違う表情を見せてくれて、いい役者だと思いました。
うーん、個人的にこういうぺシミスティックな映画は好みじゃないですね。普通には面白かったけど。希望が無さ過ぎる。僕はもっと愛情っていうのはあったかいし、一生懸命伝えれば伝わるものだと信じています。
映画としてもそんなに新しさを感じなかったし、尺が長いように感じました。少し間延びしてた。それともっと直接的に各ストーリーがリンクしてたらよかったな。べっこの話を無理矢理1つに束ねてしまったような感じで、あまり必然性を感じない。強引な感じがして、1エピソードだけで魅せる自信がないように見えてしまった。


  1. 2006/07/03(月) 23:45:39|
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まとめて映画の感想1

最近見た映画の感想をどどーんと載せちゃいます。
まず「ウィンブルドン」から。この映画はポールベタニーとキルスティンダンストのラブコメ。テニスのお話ですが、あくまで恋愛主体なので、単にテニス映画かあ、と思って食わず嫌いせずに見てみて下さい。おもしろいです。なんといっても「ラヴアクチュアリー」「ブリジットジョーンズの日記」「ノッティングヒルの恋人」などの製作会社、Working Title Filmsが手がけているので安心して見られます。この会社のモットーは安い制作費でそれを感じさせないクオリティーの作品を作るということ。この会社、もちろんラブコメは飛ぶ鳥を落とす勢いなのですが、一方で「エリザベス」や「デッドマンウォーキング」「ユナイテッド93」などのシリアスな映画でも水準の高い映画を送り出していたりします。でもやっぱりこの会社はラブコメが一番ですね。「ウィンブルドン」でも感じたのですが、気持ちいいと感じるツボをおさえるのが本当にうまい。展開は読めても、ラストまで高揚感が徐々に上がってクライマックスで最高潮に達するまで、悔しくも惹きつけられてしまう。
やっぱりヘタに練って大ドンデン返しを狙うような映画は製作者のエゴでしかないと思うんですよ。そういう映画が本当に多い中、この映画は純粋ラブコメなんですよ。まっすぐで爽やかで、気持ちいい。
ポールベタニーは「ドッグヴィル」では相当やきもきするうじうじキャラで好演していたけど、今回も黄金期を越えたくたびれたテニスプレーヤー役がハマってた。ラブコメの場合、男役って重要だと思う。同性から嫌われてはいけないし、異性からするとちょっと、この人素敵かも、と思わせる必要がある。ポールベタニーはその辺を上手くクリアしてたと思う。キルスティンダンストはもう文句なしにかわいかったです。キレイかどうか賛否両論ある女優だけど、僕はファニーな感じでかわいいと思うなあ。Working Title Filmsの映画にはハズレがないので、これからも注目していきたいですね。



「呪怨」リメイク版。「ロズウェル」と「バフィー」の主人公が出てるっていうのに惹かれて、見たんだけど、B級ですね。すごく完成度が低い。作品としてもホラーとしても。怖いと思ったのは子供が首吊り死体をぶらんぶらんして遊んでるところくらいかな。特に見る必要もないです。あと日本のホラーを外人でやると、違和感がいなめない。リメイクする意義を感じない。かえってホラーとして関係のないところで気になる要素になってしまった。オリジナルは見てないけど、こっちよりはいいんじゃないですかね。



「オーメン」。ホラー映画の名作。見たことなかったけど、かなりいい作品じゃないですかね。ホラーとしては「呪怨」よりずっと怖かったし、僕が生まれるより前の映画だから演出は今見ると確かにしょぼいけど、当時はすごかったと思う。普遍的名作の匂いがプンプンする。音楽も今じゃ考えられないような音で(いい意味で。)怖かった。ウルトラマンにバルタン星人が出てくる時のような怖さがある(例えベタかな。)。
一番怖かったのは子供が三輪車で突っ込んでくる有名なシーン。ホラー映画はあまり怖いとも面白いとも思ったことが無い僕ですが、「オーメン」は映画としても退屈しない出来ですね。



「ドッヂボール」。おバカ映画ですね。ひまつぶしにはなるけど一回見れば充分。見なくても別に、っていう映画ですね。こういうノリは嫌いじゃないけど、浅い映画だなあ。もっと面白くできるだろう。レベル的にも内容的にも「少林サッカー」と同レベル。



  1. 2006/07/02(日) 00:18:09|
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シリーズ、戦う女

今日はビデオに録っておいた「キルビル2」と「下妻物語」を立て続けに見ました。何の関連性もないが、強引にネーミングするなら、「シリーズ、戦う女」。
「キルビル2」は1同様、グロいシーンがいきすぎてる感はあるけど、オシャレでかっこよかったです。1が思い切りB級バカ映画路線できたのでどうくるのかと思っていたら、全く違う切り口できたのでなるほど、と思った。
1に比べると内容もあったし、キャラもより立ってて、僕はこっちの方が1より好き。ユマ・サーマンは殺し屋としての面、女としての面、母としての面を出さなきゃいけない難しい役どころだったと思うし、役者としての腕を上げたんじゃないでしょうか。体も見事にシェイプされてたし、屈辱的だったりハードなシーンもたくさんあるけど体当たりで演じきっててすごいと思った。日本の女優もあれくらいやってほしいもんです。キャラ的には、ダリル・ハンナ扮する片目のエル・ドライバーがカッコよくてセクシーで好きだった。もちろんタランティーノの演出がよかったのは云うまでもなく。この人の映画っていうのは、一作見て、好きか嫌いかで、その後見続けるか否かがはっきり分かれますね。
いったん世界観にハマっちゃえば、もう見続けちゃうだろうし、グロい、とか下品とか、内容がないとか、バカげてるとか、嫌悪感を抱くと二度と見ないだろうし。僕ははっきりいってグロいのやエグいのは苦手だけど、そこを差し引いても見たくなっちゃうんだよなあ。キャラ設定が上手かったり、音楽が好きだったり、テンポがよかったり、色々好きな要素はあるけど、上手く説明できないな。ただカッコいいだけの映画も作れると思うんだけど、タランティーノの場合、笑いで上手くバランスを崩してるところでしょうか。それがよりかっこいい。
「下妻」は期待してなかったわりに、けっこう面白かった。久々に軽い気持ちで見られる映画だったなあ、と。ただドラマでも充分な気もする。映画ならではの娯楽性や派手さ、スペクタクルに欠けてたかな。終始、ポップで明るいのは好感持てました。ただロリの深キョンと不良の土屋アンナという配役なんだけど、実際ケンカしたら深キョンの方が強そうですよね。あの二の腕は相当なハードパンチャーだと思う(笑)。土屋アンナはリーチを生かしてローキックで攻めるしかないね(何の話だ。)。牛久大仏が出てたのが個人的には嬉しかったです。
最近、クドカンの影響か、地元ネタの映画とかドラマが多い気がする。これの場合、兵庫の尼崎や茨城の下妻なんだけど、地元の人にとってはツボ、みたいな笑いですか。あとちょい役でゲストをちょろちょろ登場させるみたいな手法。面白いんだけど、そろそろ食傷気味。
  1. 2006/06/06(火) 22:59:31|
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MONSTER

MONSTER」を見ました。
アイリーン・ウォーノスという犯罪史にも残る女性連続殺人犯の半生を描くノンフィクション映画です。
とにかくびっくりしたのがシャーリーズ・セロン(以下、S・セロン)の演技。「世界で最も美しい50人」にも選ばれている彼女ですが、ここでは体重を13キロも増やし、アイリーン・ウォーノスに完全になりきってます。すごくキレイな人なんですが、原型を全く留めていない変わりようでびっくりしてしまった。変身だけではなく、最初の殺人を犯すシーンの彼女は正に鬼気迫る演技で度肝を抜かれた。この映画でアカデミー賞を始め、14の演技賞を総ナメにしたそうです。
S・セロンは元々ブロンド美人の役しかこないことにいきどおりを感じていて、オーディションの時には、ノーメイク、Tシャツ、ジーンズの格好で受けるそうですが、(美人ならではの悩みやね・・・。)こんなキレイな人がそれだけの理由でここまでやるものか、と思ったので、もうちょっと調べてみると、わかりました。
S・セロンの父親がアルコール依存症で、自宅で銃を乱射して、娘のベッドを破壊し、「お前達を殺す。」と云ったそうです。それを本気と取った母親が自ら銃を取り夫を撃ち殺した、という事件があったそうです。
彼女にはアイリーン・ウォーノスが母親とダブって見えたのかもしれません。
このアイリーン・ウォーノスも殺人に快楽を見つけるまでは、ただ一人の人を愛してしまったがため、その人と一緒に生きていきたいがため、殺人を犯してしまいます。最初の殺人に関しては、正当防衛だったという見方をされています。でもそれが彼女の歯車を大きく狂わせてしまった。多くの犯罪者がそうであるように、アイリーン・ウォーノスの家庭環境も劣悪です。親がとにかくひどい。僕だって一歩間違えればそっち側へ行ってしまう。人間なんてそんなもんです。
事実はここまで美談だったかは計り知れませんが、とても切なく、痛く、リアリティーに近づいた作品だと思います。ノンフィクションではあるけど、感情表現に乏しい映画じゃなくて、訴求力のある映画。それはもうズシーンバシーンと来ます。重いです。でも一度は見ることを薦めたい。
クリスティーナ・リッチは意識して太ったのかわかりませんが(基本太目なんで。)影で非常にいい演技をしてました。永遠のロリータですよね。実際もういい年なんだけど、無垢で無知な役が未だによく似合う。いや僕クリスティーナリッチも好きなんですよ。「スリーピーホロー」も「バッファロー66」も「耳に残るは君の歌声」も見てるし「アリーマイラブ」でもね。この人ほんと体重の変化激しいよね。スタイルもよくない。それでもなんとなくかわいさを感じさせるのはすごいと思う。この人も僕と同い年。若いのに稼ぐねえ。
この映画見て一番思ったのは、女の人は強いねってことです。最初からラストまでS・セロンの女の強さが貫いている映画。
  1. 2006/03/22(水) 03:53:03|
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