イラストレーター秋山亜軌の日記を中心としたブログです。イラストレーターとしての活動報告をはじめ、美術や映画、音楽の話、興味のある出来事など、幅広い話題を独自の意見を絡めて執筆しています。

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結婚式イラスト

前々回の記事に書いたように昨年末に結婚しました。
その際、待合のロビーを自由に使っていい、とプランナーさんに云われていたので、自分の個展を開いてやろう、と思い立ったわけです。
これほど自分らしい結婚式はないし、アーティスト冥利に尽きるなと思いました。
僕の結婚式へのモチベーションも一気に高まり、旧作だけでもよかったんですけど、それじゃ物足りないので新作を描き下ろすことにしました。
何枚描くとかは決めてなかったですけど、式までに出来るだけたくさんと思い、仕事から帰って毎日夜中まで描いてました。休日はプランナーさんと打ち合わせがあったので、平日しか描けず、進行具合はゆっくりでした。
それでも、こんなに絵を描いたのは久しぶりで、すごく充実したいい時間を過ごせました。
クリスマスのイヴイヴ(僕の誕生日)に結婚式だったので、新作は全体を通してクリスマスウェディングってことを表現できたら、と思って描きました。では1枚1枚紹介したいと思います。

ウェルカムweb

「ウェルカムボード」

ウェルカムボードは今回の結婚式を一言で言い表したようなものがいいと思いました。
一目でこの結婚式はこんな感じとわかるようなもの。僕らは目立つことが好きではないし、参加してくれた全ての人が主役になるような結婚式がベストだと思っていました。
2人だけでは結婚はできないし、参加してくれた皆で1つのものを作り上げられたらいいなと思いました。
そこで、大抵のウェルカムボードには新郎新婦しか描かれていませんが、僕はお客さんも描くことにしました。
縦書きばかりで横書きっていうのもあまりなかったんで、自分は横書きにしてみました。
サンタやトナカイがいるのはクリスマスを想起させるためです。トナカイは席札にも使ったあのトナカイです。

クリスマスツリー

「クリスマスツリー」

クリスマスといったら当然ツリーは描かないとなと思って、描いたツリー。
最初はもっと奇抜なツリーにしようかとも思ったんですけど、なんか違うなと思って最もオーソドックスなツリーにしました。
定番には定番のよさっていうのが当然あって、この絵があることによってクリスマスってことをすごく印象付けることができたと思います。
実際お客さんの反応もよかったです。非常にわかりやすくてシンプルな絵なんですけど、その中に蛍光ピンクやオレンジ、黄色がアクセントとして効いていて、ルーツである印象派っぽさもでているし、自分らしい絵にはなったんじゃないかな、と思います。

ポインセチアと林檎

「ポインセチアと林檎」

今回描いた絵の中では1番のマイフェイバリットがこの絵ですね。
見えづらい場所に飾ってあったので、お客さんの反応はイマイチだったけど。
静物でも自分らしさが出せるかというのがこの絵の課題でした。
ポインセチアはクリスマス、林檎と云えばアダムとイヴ、どちらも愛にまつわるシンボル。
どちらも赤いモチーフなのでこの絵は一歩間違えるとすごく退屈な絵になるんです。それを描き分けるのがかなり大変だった。難易度の高い絵ですね。時間もかかったけど、いいものができました。
新しく買ったストリングジェルメディウムという蜂蜜状のメディウムを使って吹き流しという技法を多用しています。
それと蛍光ピンクのアクセントがすごく効いてて、実物は色があふれ出してきそうなくらい、発色がいいんです。

mysweethome.jpg

「My sweet home」

この絵はおくさんとの共作です。
おくさんにラフスケッチをしてもらって、それを僕が仕上げていった。
結婚ていうのは家庭を築いていくっていうことだと思うので、おくさんには理想の家を描いてということだけ伝えたんです。
そしたら、タコとかイルカとかイソギンチャクとかキノコとか卵とか、おくさんの好きなものだらけの絵になりました。
まあ、僕は自分の絵の1番得意としているところは色使いなので、さほど何を描くかは重要ではないんです。ただ、せっかく2人とも絵が得意なので、共作したらどんなものができるかっていうのはすごく興味があったので今回やってみました。
僕も下地や色を乗せていく作業では思い切り自由にやって、面白い絵になったと思います。
これから実際、家庭を作っていく2人が理想の家の絵を共作するっていうこと自体、すごくコンセプチュアルで、いいアイデアだったなあと思います。
黄色い家にしたのは僕がゴッホを敬愛しているからです。

smile.jpg

「smile」

ラクガキの中から生まれた1枚。その辺にほったらかしになってたんですけど、改めて見るとなかなか味があっていい絵だなあ、と思って、過去のポストカード群の中にこっそり忍ばせました。
僕の絵は手を加え過ぎてしまう傾向があるので、意外にこういったいい意味でテキトーな絵って希少なんですよ。
今回の結婚式に飾るイラストとしては最適だったと思う。
皆が笑顔になれる結婚式を目指していたので。
自分の中では震災に対しての祈りもありました。
時間がかかってもいつかは1人1人が笑顔の花を咲かせて欲しいです。

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  1. 2012/01/19(木) 23:58:47|
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結婚式ペーパーアイテム

前回の記事に書いたように昨年末に結婚しました。
当日、披露宴は2時間、1.5次会(披露宴ほど重くなく、2次会ほど軽くない内容のもの。)も2時間で、合わせても4時間程度で終わってしまうわけですが、自分達は半年以上前から準備をひそかに進めていたもので、式が終わったあとはものすごく感慨深いものがありました。
籍を入れたときはあまりにあっという間で感じなかったんですが、改めて結婚したんだなあという実感が出てきました。

やっぱり結婚式は挙げたほうがいい。達成感がハンパない。
式の2週間くらい前は緊張して、全く眠れない時期もあったけど、休みの日も打ち合わせばかりで少しも休んだ気がしなかったけど、それでも苦労した甲斐はあった。
今は自信を持って云える。
家族や親戚、友人に認めてもらう、それだけのことなのに、それがものすごく自分にとっては大きくて価値のあることだった。
自分達以上にまわりが喜んでくれて、それを見て僕らも嬉しくて。
改めて感謝をしなくちゃな、と思いました。
僕は元々、結婚したい欲とか全然無かったんですけど、色々作っているうちにだんだんスイッチ入ってきて、
徹底的にやりたくなってきた。いい結婚式にしたくなってきた。
自分にいざ結婚するという意識が目覚めると、とてもいい加減にはできなかったです。というわけでほとんどのものを自分達で手作りすることになりました。
本当にプランナーさんや式場のスタッフの皆さんには感謝したいです。あそこじゃなきゃ、まずあんなに自由には出来なかったと思うから。

今回は結婚式のために僕が作ったペーパーアイテムを紹介します。

招待状

↑招待状表紙。彼女からは北欧風の結婚式にしたい、と云われて北欧デザインの本なんかを片っ端から見たんですけど、北欧風っていってもそんなにはっきりした基準はないんですね。で、余計頭の中がぐちゃぐちゃになってきて全く方向性がわからなくなってきてしまったので、結局好きなように作ったら、いつもの自分どおりになった感じです。僕の中で今回、幸せの象徴として選んだアイテムは四葉のクローバーでした。これがところどころで出てきます。招待状の表紙にもなるべくお客さんに楽しんで参加してもらおう、という意思表示で、四葉のクローバーを探してもらうような趣向にしました。

両方

↑招待状中身。表紙がアイデアものでけっこうコッテリしているので、こちらは情報がわかりやすく伝わったほうがいいと思い、ごくシンプルな作りにしました。見開きで蝶を使ったのは、表紙で飛んでいる蝶が招待状の中に入ってきたようなイメージを表現できるかなと思ったからです。

sekihuda表

↑席札、表。席札にも四葉のクローバーが使われています。それを幸せの青い鳥が運んでくるというイメージで作りました。雪の結晶を使ったのは、式が行なわれるのが12月23日なので冬、あるいはクリスマスの雰囲気も出せるといいな、と思ったからです。作ってたのは夏だったんですけどね(笑)。
まわりの装飾はメビウスの輪をひたすら連結したデザインにしました。これは永遠をイメージさせたかったからです。

sekihuda裏

↑席札、裏。席札はめくるとメッセージが書き込めるようにしました。1人1人にありがとうと伝えたかったし、人数が少ないからこそ、1人1人に手をかけられるなと思っていたので。キャラクターはやっぱりクリスマスウェディングを印象付けるためにトナカイにしました。この子はウェルカムボードにも登場してます。よく見ると、アイテムごとに関連があるんですよ。

hennsin.jpg

↑返信用ハガキ。これはほとんどフリーソフトの装飾を組み合わせただけなので、簡単にできてしまった。ここでもやはり四葉のクローバーを採用しています。


コースター

↑コースター元。どうせなら、まだあまり他の人がやっていないペーパーアイテムも作りたいと思い、考えたのがコースターです。水に濡れても大丈夫なシールに印刷して、他の紙に貼るんですけど、1枚1枚、コンパスカッターで切り抜くのでけっこう大変でした。なぜここで魚かというと、コースターの上に飲み物の入ったグラスを置いて上から見ると魚が泳いでる風に見えないかな、というアイデアが浮かんできてしまったからです。だからここではリアリティーにもこだわりました。水はすごく水っぽくなったと思う。

コースター2

↑コースター完成図。シールを切り抜いたら台紙に貼って完成。かわいいでしょ?

  1. 2012/01/18(水) 22:08:45|
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明けまして。

usagi.jpg

明けまして。です。一応、喪中なので、おめでとうとは云いません。
ただ、ウチのばあちゃんは湿っぽいのが嫌いなので、きっと天国で明るくやってるでしょう。
95まで生きたら大往生。僕も負けないぐらい長生きするよ。
色々思い返すと、本当によくしてくれたし、かわいがってもらった。
僕は弟と1才違いで、小さい頃おばちゃんにあずけられたのもあって、おばあちゃんからすると、僕はいつまでもちっちゃいときのままだったんだろうな。
これで僕には、おじいちゃん、おばあちゃんと呼べる人はいなくなってしまいました。
なんだか淋しいですが、これも時の流れ。僕にできることはおばあちゃんのことを忘れないこと。時々、思い出すこと。
何年か前に、おばあちゃんの絵を描いてあげた時にとっても喜んでくれて、来る人来る人に何度も自慢したと聞きました。それを聞いて僕も嬉しかった。
云いたいこと我慢できなくて、自分に正直で、物事にはすんごいケチだけど、僕にはいつも優しかった。
忘れようにも忘れられないくらい、おばあちゃんは強烈に僕の中に残っています。
あっちの世界はどうですか?
僕も誰かの心の中に残れるよう、一所懸命生きていきます。
ありがとう。おばあちゃん。

  1. 2011/01/02(日) 21:20:20|
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モヤとケラのMerry Christmas 2010

2010kuriweb.jpg

クリスマスには毎年恒例となりつつあるモヤとケラの物語。

内気な少年モヤと自由奔放な少女ケラはサンタさんのお手伝いで、世界中の子供たちにプレゼントを配ります。
今年はモヤはトナカイに扮します。ケラのいたずらで身動きのとれなくなるモヤ。
あなたにとって今年はどんな1年になりましたか?
楽しいことも悲しいことも天は平等に与えてくれます。
時には降り注ぐ日差しのように、時には叩きつける雨のように。
でも最後には雪が優しく包み込んでくれる。
そんな風に1年が過ぎていくんだなあ。

秋山亜軌

  1. 2010/12/24(金) 00:00:00|
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モヤとケラのアニバーサリー

220415完成

モヤとケラはときどきケンカもするけれど、大のなかよし。
モヤはケラの誕生日を祝うためにレストランを貸しきります。
チキンにワインにケーキ。そしてホットドッグ?
ちょっぴりズレているモヤだけど、ケラはとってもよろこびました。
だれかを思って何かをすること。「やさしさ」を二人は知るのでした。

  1. 2010/05/04(火) 00:03:44|
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