イラストレーター秋山亜軌の日記を中心としたブログです。イラストレーターとしての活動報告をはじめ、美術や映画、音楽の話、興味のある出来事など、幅広い話題を独自の意見を絡めて執筆しています。

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Wildhearts 15周年ライブ

201123-52.jpg

↑11月23日は大忙し。西武ライオンズのファン感謝祭後、仕事場の後輩と別れ、今度はS.T.Oと赤坂ブリッツのWildhearts 15周年ライブに行って参りました。
赤坂ブリッツの周りは赤坂サカスができて、すごくきれいになってました。恋人と行ったら盛り上がりそう。ブリッツは小さい小屋なんですけど、黒を基調としてて内装もカッコいい。
いやあ、熱かったなあ。すごいライブでした。
ジンジャーカッコよすぎるわ。彼こそが本物のロックスターです。
カリスマって言葉が軽々しく使われてるけど、こういう人に使われるべきだと思いました。あのライブにはロックの神様が舞い降りてたよ。リッチーのドラムも爆音で迫力があった。

興奮冷めやりませんが、とりあえずセットリストです。
セットは2部構成とアンコール3曲です。

-Earth vs The Wildhearts-

01. Greetings From Shitsville / 02. TV Tan / 03. Everlone / 04. Shame On Me / 05. Loveshit / 06. The Miles Away Girl / 07. My Baby Is A Headfuck / 08. Suckerpunch / 09. News Of The World / 10. Drinking About Life / 11. Love U Til I Don't

-- B Side --

12. Dangerlust / 13. Show A Little Emotion / 14. Down On London / 15. Caffeine Bomb/ 16. Girlfriend Clothes / 17. Shut Your Fucking Mouth And Use Your Fucking Brain / 18. And The Bullshit Goes On / 19. Beautiful Thing You / 20. Two-Way Idiot Mirror / 21. 29 x The Pain

-- Encore --

22. Someone That Won't Let Me Go / 23. Sick of drugs / 24. I Wanna Go Where the People Go

1部は彼らの「Earth vs The Wildhearts」というファーストアルバムの完全再現。こういうのって珍しいですよね。
でもあのアルバムはWildheartsのアルバムの中でも特に完成度が高く、捨て曲がなく、いじるところのない最高の名盤なので、それをそのまま出せば悪いはずがないっていうそういう曲順になってますよね。オーディエンスも長い年月をかけて聴いてきた思い入れのある曲たちばかりなので、始まった瞬間から大合唱で盛り上がりました。
聴いたことない人はぜひ聴いてみて下さい。ジンジャーの作曲センスのよさが遺憾なく発揮されています。
改めて僕がWildheartsの曲のよさを言えば、まずポップだということ。
ジャンルはロックで間違いないんですけど、ものすごくその中にポップを感じるんです。アレンジや演奏する人たちが変わればすぐさま優秀なポップソングになるだろうと思う。
ビートルズがやっててもおかしくないくらい、メロディーがいいし、コーラスワークが冴え、キャッチーな曲もある。それから、予測のつかない曲の展開。1曲が様々に表情を変えるので、スリリングで何度聴いても飽きがこない。
そんなところでしょうか。

ライブ開始時間になり、オーディエンスがざわめきだってきた頃、照明が暗転し、地響きのように始まった1曲目、「Greetings From Shitsville 」。オーディエンスが一斉に前進し、押し合いへし合いになり、こりゃどうなることやらと思いましたが、えらい盛り上がりましたね。照明がその後明るくなり、ジンジャーが映し出されたときの盛り上がりときたらハンパなかった。皆大合唱でしたよ。
2曲目は、この日何度もネタに使われた「TV Tan」 。ジンジャーは困ると「TV Tan」って繰り返し言ってました(笑)。
この曲なんかはめちゃくちゃポップでキャッチーです。オーディエンスとの掛け合いも非常にハマってた。
でも、3曲目「Everlone」がなんといっても好きだな。僕は。この曲は終盤で一気に雰囲気が変わるんですけど、終わり方がカッコいいんですよ。ぜひ、聴いて下さい。ライブでもここはカッコよかったっすねえ。頭振りまくっちゃいました。
4曲目は「Shame On Me」。この曲は逆に出だしの勢いが好きですね。
5曲目は「Loveshit」。この曲もめちゃくちゃポップですね。ピアノやギターが跳ねるような感じで、コーラスも入ったりして、とっても楽しげでにぎやかな曲。ジンジャーの引き出しの多さを感じます。
ノリ方が1曲1曲違うっていうか振り幅がすごいんですよ。ロックだったりポップだったりメタルだったりするんで、オーディエンスもいい反応を見せていた。
6曲目、「The Miles Away Girl」。この曲なんかはすごく正統派な感じがするんだよなあ。売れ線ていうか。この曲にもすごく美しいメロディーが潜んでる。それに飽きさせない作りになってるし。いい曲です。
7曲目、「My Baby Is A Headfuck」はこれぞロックンロールって感じの曲ですね。コーラスやピアノの効果も効いてます。
僕的に前半の1番の盛り上がりはやはり8曲目の「Suckerpunch」でした。
もうイントロが始まった時点で特大の垂直跳びですよ(笑)。血肉が沸き踊るとはこのことで、自然と体が動いちゃいますね。彼らの代表曲だし、言葉を畳み掛けるジンジャーのスタイルの基盤を作った曲じゃないでしょうか。これとカフェインボムは理屈ぬきにテンション上がるし、楽しみにしてました。
9曲目、「News Of The World 」はサッカーパンチの大爆発後だったので、おとなしく見てましたが、この曲もいい曲で、途中から曲調が変化するんですけど(whats next!の掛け合い後ね。)、そこがカッコよくて見せ場ですね。
10曲目、「Drinking About Life」は短い曲なんですけど、ムダがないです。ラストのジンジャーのヤギっぽい歌い回しがなんかすごく色っぽくてカッコいいです。
11曲目、「Love U Til I Don't」が1部のラストを飾る曲。サビがえらく爽やかな曲なんですけど、この曲は泣けますね。どこかに旅立ちたくなる 。途中のラテン系っぽいアレンジのアイデアとかどっから出てくるんだろう。本当に聴けば聴くほど味の出てくる曲です。ラストの爆撃みたいなドラムも迫力あったな。
1部が終わり、いったんジンジャー達は袖に引き上げ、しばらくすると2部がスタート。メンバーはビールを飲んできたみたいです。2部はシングルのB面を中心にしたセットリスト。
Wildheartsといえば、B面というくらい彼らはB面に1番聴いてほしい曲を持ってくることが多いです。
それも彼らなりのこだわりで、商業的に音楽が消費されることに憤りを感じていて、アルバムに未収録の曲はシングルで集めないと手に入らないものも多かったりします。
12曲目、 「Dangerlust」の静かでドラマチックなイントロで2部はスタートします。この曲はもう今は入手困難で僕も持ってないんですよね。結構凝った作りでカッコいい曲なんですけどね。
13曲目、「Show A Little Emotion 」と14曲目、「Down On London」は「Earth vs The Wildhearts」の日本版にのみ収録されている曲です。
再び、本日2度目の最高潮を迎えたのは15曲目、「Caffeine Bomb」。
この曲もサッカーパンチと同様、理屈抜きに盛り上がるキラーチューン。
短い曲なんですけど、Wildheartsの全てが凝縮されたような密度の濃い曲です。ここでのジンジャーの畳み掛けるようなボーカルは神の域に達してます。個人的には格闘家になったら、絶対この曲を入場曲にしたいです(笑)。Wildheartsの曲の中でも5本の指に入るくらい好きな曲で、何か大事な勝負事があるときは必ずといっていいほど聴きますね。
16曲目、「Girlfriend Clothes」はメンバー内の絡みも面白く、どんな風にもアレンジが効く、非常にライブ向きの曲だと思います。
17曲目、「 Shut Your Fucking Mouth And Use Your Fucking Brain 」はこれまた短い曲で疾走感に溢れています。
18曲目、「And The Bullshit Goes On」は癖になる良質なメロディーとリズム隊の激しさを持ち合わせた曲。
そして、19曲目の「Beautiful Thing You 」。この曲はめちゃくちゃ好き。ポップソングとしても優秀な曲だと思います。普通にいい曲なんだよな。純粋にメロディーが素晴らしい。誰かに優しくしたくなる。
20曲目は「Two-Way Idiot Mirror 」。この曲はポップすぎるくらいポップで、前向きでキラキラしてる曲。コーラスが生き生きしていて気持ちいい。
2部のラストは21曲目、「29 x The Pain 」。この曲は言わずもがなの名曲でしょう。ジンジャーの強く熱い意志が表れている詩と美しいメロディー。ラストを締めくくるのにこれ以上ふさわしい曲はないでしょう。泣けてきます。
アンコールでは3曲やってくれました。
1曲目は比較的新しめの曲、「Someone That Won't Let Me Go」 。この曲をやったのは意外でしたけど、改めて聴くと熱くてがんばろうって気になれるいい曲ですね。青春っぽさのある曲は大好き。
2曲目は「Sick of drugs 」。この曲は定番ソングですね。頼もしく力強いメロディー。ジンジャーについていきたくなります。皆拳を上に突き上げて歌います。
ラストのラストは「I Wanna Go Where the People Go」。
ここで、この曲がついに来たか!って感じでしたね。この日はもうやらないかと思ってたんですけど、やってくれましたね。Wildheartsでおそらく1番有名な曲ではないでしょうか。実際、僕もこの曲でWildheartsのファンになりましたし。他にもいい曲がたくさんあるのですが、イントロで一瞬にしてオーディエンスに火を点けるだけの威力を持っている、やっぱり特別な曲なんですよね。
ポップで輝いていて、迷いのない突き抜けたものがこの曲にはある。何度聴いても、何年経っても、色褪せない名曲です。
オーディエンスのほとんどが跳ね回って、大声で合唱して、本当にその一瞬を楽しんでいた。
ライブとは?ロックとは?と聞かれたら迷わず、この瞬間、「今」だと答えていたでしょう。
この誰もが認める名曲でこの日1番の盛り上がりを見せ、Wildhearts15周年ライブは幕を閉じたのでした。
会場から出ても、しばらくダウンを着ないで済むくらい、体が熱く高揚していました。
ジンジャーは僕のヒーローです。時として人は過剰な期待や幻想を人に抱くものですが、ありのままで歌っているジンジャーはそんなものを軽く超越していた。生き様をそのまま見せられたようで、カッコよくて、今まで以上にもっと好きになりました。
心の底から尊敬できて、あの人に憧れるとか、あーゆー風になりたい、と思えるくらい好きな人。僕にはたくさんいます。それってすごく幸せなことだよね。
いつかは僕が逆にそう思われるように、もっともっとがんばってカッコよく生きていかなきゃな、と思った夜でした。

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  1. 2008/11/23(日) 23:38:37|
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2007年、僕の記憶に残った13曲

2007年のやり残した企画です。
僕の記憶に残った13曲。せめて10曲にまとめたかったのですが、どれも捨てきれないくらい、いい曲達でして。順番をつけるなんてことはとてもできません。洋楽もよかったんですが、去年は邦楽の方がよく聴きましたね。去年リリースされたものがほとんどですが、そうじゃないのも数曲入ってます(柴田淳と民生。)。短い紹介文と共に、よかったら聴いてみて下さいね。

●Rooting For The Bad Guy/The Wildhearts
昨年は日本でも2月にライブをやったり、アルバム「THE WiLDHEARTS2007」を出したり、あまり知られてはいませんが(笑)、精力的な活動をした彼ら。この曲はそのアルバムの1曲目を飾る8分57秒の大作。ギターリフの嵐が押し寄せてくるめちゃくちゃカッコいい一曲です。ジンジャーが髪を振り乱しながら、ギターをかき鳴らす姿まで想像できる。
アルバムはどの曲も全盛期の勢いを取り戻したかのような出来映えです。

●Better That We Break/Maroon 5
これは昨年リリースされた「It Won't Be Soon Before Long」に収録されている11曲目の曲。もうこのアルバムからは何曲もシングルカットされていて、そのどれもがヒットしてますが、実際1枚目と比べて、相当クオリティーアップしたと思います。「This Love」のような神曲はないものの、全体的にクオリティーが高く捨て曲がありません。グラミーに輝いた前作を越えるのは相当プレッシャーがあったと思いますが、見事そのプレッシャーを打ち破った彼らに拍手。一線で活躍するってのは、それだけで賞賛に値することです。どの曲を選ぶか非常に迷いましたが、哀愁のあるこの曲が僕は1番好き。明るく楽しく踊れるだけじゃなく、こんな美しいバラードも作れるところがすごい。PVも必ずアダムとセクシーな女性達のカラミがあったり、目にも楽しいのです。

●Hold On/KT Tunstall
非常にセンスを感じるシンガーソングライター、KT Tunstall。この人も昨年2枚目のアルバムをリリースしました。リードシングルとなるこの曲は、「Black Horse & The Cherry Tree」寄りの彼女のハスキーでカッコいい女性の一面を押し出した曲。こっち路線は大歓迎です。アルバムは前半から中盤が勢いのあるアップチューン、後半は技巧と歌で聴かせるようなスローテンポの曲が収められています。

●Sing Songs Along/Tilly & The Wall
昨年のサマソニで見て以来、大好きになった彼女達。普段こういう音楽はあまり聴かないのですが、非常に新鮮で、とにかく楽しかった。通常のバンドではドラムが叩くパートをタップで踏んだり、それぞれがとても自由で、それでいてチームワーク抜群で楽しんでやっている。カラフルでポップでキュートなイメージ。CDで聴くのもいいけど、これはライブで生で体を動かしながら楽しみたい音楽だなあ。この曲はその代表みたいに楽しさが凝縮した曲です。

●Flathead/The Fratellis
このバンドもサマソニで見たんですが、とにかくノせてくれるし、またアルバムの曲に捨て曲がないんだよなあ。飽きやすくもあるんだけど、一発で聴く人の心をつかむのはすごい。で、なぜこの曲を選んだかって云うと、やっぱり1番高揚する曲だからですね。たぶんこの曲ってどこでやっても盛り上がるよね。いつ、とか関係なくボルテージ上がるでしょ。正真正銘のズルい無敵のキラーチューンだからです。少し古臭いのも僕的にはツボだったりします。

●ポケット カスタネット/Mr.Children
ミスチルは昨年結成15周年で、アルバム2枚、シングル2枚をリリースしました。精力的な活動でしたが、B面ベストはもうほとんど持っていたので、僕的にポイントはそんなに高くなく、「旅立ちの唄」もそんなに響かなかった。前半のオリジナルアルバム「HOME」はすごくいい内容で、こっちこそベスト盤のようなクオリティーだと感じました。「フェイク」なんてまさに昨年の世相を反映するような曲だと思う。けれど僕が選んだのはHOMEの曲群の中でひときわ存在感を放っていた、この「ポケットカスタネット」。コーラスでsalyuが参加していて序盤はスペーシーな雰囲気が出ているし、間奏でロックな感じになったと思えば、最後ではテンポアップし、疾走感に乗ってボーカルも情熱的になる。普遍的で刹那的な詩。強いて云えば構成は「CENTER OF UNIVERSE」のタイプに似てるけど、この曲はミスチルの今までになかったタイプの曲。

●Pain/吉井和哉
吉井和哉はソロになってから、少しずつ本来の才能を覚醒し始めていて、それでも2枚目くらいまでは危うい感じがあったんですが、昨年の「Hummingbird in Forest of space」では吉井節も完全に復活していて安心しました。1枚目は自暴自棄に作り、2枚目はまじめに努力して作り、3枚目で吹っ切れて作り、この4枚目では詩に意味すらありません。彼の場合、これが絶好調のコンディションであると云えるでしょう。こんなにその時の作者のコンディションがはっきり出てしまうアーティストも他にいないでしょう。「Biri」「シュレッダー」「バッカ」などいい曲がたくさんある中、この「Pain」を選んだのは、文句なしにセクシーでカッコいいから。今、自分が格闘技の入場で使うならこの曲ですね。野性的だしオルガスムを迎えられる曲(笑)です。

●それでも来た道/柴田淳
昨年、1番聴いたかもしれない。出会ってしまったのが柴田淳の曲。ベスト盤から聴きだして、他のアルバムも聴いたんだけど、この曲に1番胸を打たれました。何度この曲に励まされたことか。これだけじゃなくて、「夜の海に立ち...」「帰り道」「ため息」などいい曲を挙げたらきりがありません。暗かったりおとなしい曲が多いのですが、どの曲の詩も女性ならではの視点で描かれており、時には凛とした強さ、時には独特の毒が見え隠れし、ドキッとさせられます。そしてこの透き通るような声。恋してしまう声です。

●CUSTOM(JPNバージョン)/奥田民生
奥田民生は昨年活動20周年記念の年でした。そこでベストアルバムを通じて改めて、この人の才能を再確認したのですが、その中でこの「CUSTOM」を知りました。ぶっきらぼうで自然体、突然ふらっと現れて、一見隙だらけに見えるけど、襲いかかったらあっという間にこっちがヤラれてしまう。そんな侍のような男を地でやってしまうのが、この人です。「CUSTOM」はすごく身近な人に語りかけるように始まるラブソングでありながら、その愛が最終的には世界の果てまで広がってしまう、そんな曲です。僕的にはこの日本バージョンの方が熱くてライブっぽくて好き。とてつもなく大きな器を持っている男だなあ、と思います。

●慰みブルー/BONNIE PINK
ボニーちゃんが再びメジャーに戻ってきた。エビちゃんのCMに使われたりして。それが昨昨年のこと。昨年は「Thinking Out Loud」を引っさげ武道館ライブまでやりました。アルバムの内容は余計な音をそぎおとしてボニーちゃんらしからぬロックな感触に。ちょっとせつなくてはかなげな曲がこの人の真骨頂だと思うので、僕的にはこのアルバムは少し弱かったです。もっとボニーちゃんはできると思います(何様だよ。)。「Lullaby」「Water Me」「Chances Are」などはそういう感じもあって好きですけどね。この「慰みブルー」はサウンドが無国籍な感じで好きです。悲しいけれど揺られている感じがとても気持ちいい不思議な曲。

●閃光少女/東京事変
この曲は激しくCD化希望です。昨年リリースされたアルバム「娯楽」は林檎ちゃん以外のメンバーが曲を書いているせいか、イマイチでした。詩はせめて全て林檎ちゃんがよかったです。「私生活」や先行リリースされた2曲はすごくよかったんですけど、それでもやっぱり林檎ちゃん作詞作曲のスタイルにはかなわないってこの曲聴いて改めてそう思った。やっぱりバンドに限ってはワンマンプレイでOKと思える。「閃光少女」にはソロの頃のような青くひたむきで刹那的な林檎ちゃんが伺えます。いくらこの人がロックじゃないと云っても、この人の存在感がロックなんだから仕方ない。曲調は全然違うけど「ギブス」の第2章のような詩ですよね。

●What's up, people?!/マキシマム ザ ホルモン
サマソニで見られるということで、予習して行ったんですけど、友達が前からファンでどこがいいのかわからなかったんですけど、実際見たり聴いたりしてるうちによくてハマったんですよね。けっこうフザけた詩が多いんですけど、それが不思議と1度魂に着火すると消えないんですよ。「糞ブレイキン脳ブレイキン・リリィー」なんてなんでこの詩でこんなにせつなくて感動的なんだろうと思う。これ言葉の意味知らなかったら泣いてしまうかも。「チューチュー ラブリー ムニムニ ムラムラ プリンプリン ボロンヌルル レロレロ」はめちゃくちゃ変態的で怖い詩なのにものすごくポップで引き出しの多さにびっくりする。兄妹の美声は云うまでもなくね。僕的には詩も含めて「What's up, people?!」を1番推したい。これはふざけてないけど、バンドのカラーも出しつつロックしてるなあと思う。なによりカッコいい。

●とび魚のバタフライ/チャットモンチー
チャットモンチーなんかも聴くんですけど、僕なんかの年で聴いてるって書くのはすごく恥ずかしかったりする。若い女の子達のための音楽だと思いますから。このバンドは昨年出した2枚目「生命力」で一気に力を付けたなって感じです。1枚目を聴いた時はジュディマリの二番煎じ的に見えたし、ムダに似たような曲が多かったし、詩もつたなかった。2枚目は詩や歌、音にも個性が出てきたし、幅が広がり、ムダな捨て曲がない。本当一気に成長しましたね。バンドにとって意味がある曲で云えば「親知らず」や「シャングリラ」「素直」なんかだと思いますが、この「とび魚のバタフライ」は個人的にも爽やかで新鮮で開放感があり好きです。海外旅行にも持っていったし思い出深い曲です。
  1. 2008/01/07(月) 03:21:02|
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気になる音楽

さてさて、芸術の秋。気になってる音楽を紹介しますよ。

●natalieimbruglia 「Glorious: The Singles 97-07」 9/26リリース
こないだ、9月は好きなアーティストのリリースラッシュだと書きましたが、大事な人を忘れてた。ナタリーインブルーリアのベストアルバムが出ます。しかも5曲は新曲!来年の頭にはオリジナルアルバムのリリースもあるとか。下の「Glorious」が先行シングルで、これを聴く限り大いに期待しちゃってよさそうです。それにしてもナタリーにはハズレがない。透明感のある声と美貌は今も健在です。



最近は、柴田淳さんの曲にハマってます。めずらしく有線でかかってた曲に「この人の声きれいだな。」とピンときて調べてみたんですけど、けっこう地道に長く活動しているようです。
声もいいんですが、表現力、洞察力の鋭い詩がすごい。失恋の曲が多くて、ピアノがベースなんでアレンジが地味で売れるまで時間がかかったんだろうけど、歌は本物です。どっぷり浸りたい。かなりの技巧派。暗いけど、いいものはいいです。おすすめ。





  1. 2007/09/25(火) 03:36:45|
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9月私的欲しいCD

9月は何故か僕の好きなアーティストのCDがたくさん出ます。ちょこっと紹介します。

●KT Tunstall 「Drastic Fantastic」 9/5リリース

去年大ブレークしたKTのセカンドアルバム。去年は春先から大分聴きこみました。長年の下積みが生きていて、懐の深いソングライティング、タフでハスキーな歌声、トリッキーな演奏などとても僕好みなカッコイイ女性シンガーソングライター。ライブがすごい人なので、ぜひ生で見てみたいですね。



●吉井和哉 「Hummingbird in Forest of Space」 9/5リリース

バンドの影をひきずりまくりな暗い1st、前向きな旅立ちを告げる2nd、ロックスターとして吹っ切れた3rd。これほどまでに作品にその時の精神状態が表れてしまう正直な人がいるでしょうか。でも結局はこの人の生き様に惹きつけられ、魅せられてしまう。ついていきたくなる。自分の生き方に疑問を感じた時、この人の曲を聴いてしまう自分がいます。先行リリースされた3曲はどれも違う雰囲気の曲だけれど、調子のよさが存分に出ていると思います。それだけにこの4枚目には期待せずにはいられません。



●東京事変 「娯楽(バラエティ)」 9/26リリース 

林檎ちゃんが率いる東京事変も今回で3作目。林檎ちゃんはソロ作からバンドに至るまでどの作品も素晴らしい出来なので、全て聴いてます。バンドも名手揃いですが、なんといっても林檎ちゃんの個性が強く、ワンマンのイメージが強かった。というかソロをバンドでやっているような感じがしなくもなかった。だから、今回他メンバーに作曲をおまかせして歌に専念したいという林檎ちゃんの意向も自然といえば自然な気がする。先行リリースの2曲は現に今までの林檎作とは雰囲気が違います。ということで、今作は「東京事変」というバンドとしての進化が問われるアルバムになると思うので、そこに注目したいと思っています。

  1. 2007/08/29(水) 00:27:02|
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SUMMER SONIC 07 後半戦

SUMMER SONIC 07 後半戦。

●CYNDI LAUPER
53年、アメリカ、ニューヨーク生まれ。83年、ソロ・デビューを果たす。陽気で活力溢れる個性的なヴォーカルで人気を得、ゴージャスな80'sアメリカン・ポップ・シーンを代表する女性シンガーとなる。代表作として、「ハイ・スクールはダンステリア」、「タイム・アフター・タイム」、「トゥルー・カラーズ」、映画『グーニーズ』の挿入歌「グッド・イナフ」などがある。(サマーソニックオフィシャルからの引用。)とのことです。御年54歳。前述したように、全く年齢の衰えを感じさせないパワフル且つ、サービス精神旺盛な完璧なステージングでした。小さくて、本当に細くて、あの体のどこにあんなパワーがあるのかと思います。ステージを縦横無尽に駆け回り、客にダイブする若手のようなバイタリティーがまずすごい。お祭り騒ぎで踊れる曲があれば、聴かせる曲ではしっかり聴かせる。声は伸び伸びしてるし、高音もなんのそのだし、盛り上げどころでしっかり惹きつける。これは主催者からしたらMarine stageでやるべきだったと思いますが(ホントそれくらいのすごい盛り上がりでした!)、Sonic stageだからこそあんなに近くでシンディー見られたし、一体感を味わえたし、僕らにとってはいいこと尽くしでした。とにかくやる曲やる曲それぞれによさがあり、楽しさと感動の波が押し寄せてきた。僕はシンディーがこの日1番のステージングだったと思います。どこのボーカルより声が出てた。マイ・大トリです。ステージの袖では、前に出演したアーティスト達もシンディーを近くで見ようと揃い踏み。名曲「タイムアフタータイム」で袖の皆を呼び、その日限りの大合唱にしてしまった。篠原ともえうっとうしかったけど、あの辺の演出もシンディーらしいですね。
シンディーのステージはしっとりしたステージになると勝手に思ってた僕は思っていたのと全然違うノリに少し意表をつかれ、踊り疲れ、このあとまだホルモンとオフスプが残ってるのにすごく満足した気になりました。たとえこのあと最悪どちらも見れなくてもチケットの元はとったなって思いました。それくらいシンディーは最高でした。繰り返し「ゲンキー?」と聞くシンディーは優しくて心の深さを感じさせました。笑い声は本当にキュート、そしてスウィートでした。渋谷トナカイ(僕の仲間内の総称。)のユッキーはシンディーの大ファンで、ライブ後、感極まって号泣しておりました。








●Maximum the Hormone
ダイスケはん(キャーキャーうるさい方)
ナヲ(ドラムと女声と姉)
マキシマムザ亮君(歌と6弦と弟)
上ちゃん(4弦)
1998年結成。不動のメンバーで現在に至る。以上。(サマーソニックオフィシャルからの引用。)。ホルモンはこの日見たアーティストの中では唯一の日本人アーティスト。前々から、渋谷トナカイ(僕の仲間内の総称。)のシンちゃん、ヨシノに強烈プッシュされて気になる存在ではあったのですが、ちゃんと聴くようになったのは最近で、僕はいわゆるにわかさん。まわりはもう根っからのファンていうような、ホルモンTシャツに身を包んだような方がたくさんいらして、僕みたいなにわかさんが混じってていいんでしょうか、と思いましたが、曲が始まると僕もわけがわからず、体を動かしてました。実際いいバンドです。とにかく楽しい!!前も書いたけど、メンバー内の個性がまず衝突しあって、そのエネルギーが次にオーディエンスを襲う。バンド対オーディエンスという構図が出来上がる。けれどライブが終わるとお互いの間には熱い友情が・・・というような感じです。
なんていうかギャップがいいんですよね。おバカだけどキメルとこではキメる。意味がなさそうで一見下品な詞と裏腹に、美声を聴かせる兄弟、格好いい演奏、引き出しの多さが光る。主に3人のボーカルが入れ替わり立ち代わり歌い、その度縦ノリだったり横ノリだったりするので、こちらも忙しいですけどね(笑)。ダイスケはんで頭振ったかと思うとナヲちゃんで踊ったり手叩いたりとね。MCも随一長く、面白かったです。でもこれもホルモンには欠かせない要素だということです。
ちなみに僕はこの日何を間違ったか、ジンベエに草履といういでたちだったので、モッシュ、ダイブ必須のこういうメロコア(?)系ライブでは苦戦しました。草履がいったん脱げたときは危機を感じましたよ。群集の波に一回草履が消えたからね(笑)。足踏まれると本気で痛いし、途中から踏まれない技術というか、ミルコのグラウンドでの攻防のようにうまく対応する術を身に付けました(笑)。モッシュでぶつかってきた奴にはわからないようにやり返してました。悔しいじゃん。大人気ない僕なのでした。ラストは「メガラバ」って読めたけど、いざ始まると何だかんだいってノセられてしまう。おそろしくキャッチーでダンサンブルでクセになる曲ですね。ちなみに僕が一番好きな曲は「What's up, people?!」です。これはカッコいい。ロックのかたまりをぶつけられたような曲です。












●THE OFFSPRING
アメリカ、カリフォルニア州オレンジカウンティ出身の4ピース・バンド。84年、デクスターとグレッグを中心に結成。89年、1STアルバム『THE OFFSPRING』をリリース。91年、インディ・レーベル“EPITAPH”と契約を結び、94年、3RDアルバム『SMASH』をリリース。インディーズ史上最高のセールスを記録。キャッチーなメロディと、独特なパンク・ロック・サウンドで瞬く間に世界を席巻。その後、リリースするアルバム、シングルは世界中で軒並み大ヒットを記録。メロコア、ハードコア、ロック、パンク・シーンにおいて不動の地位を獲得している。(サマーソニックオフィシャルからの引用。)。最後はオフスプです。もう僕この時にはすでに疲れ果てておりました。最後の力を振り絞りましたが、思ったほどは盛り上がれなかったってのが本音です。オフスプは格好よかったしよかったんです。シンディーの計算外もありましたが(思った以上に盛り上がったこと。)、ホルモンで暴れすぎた。この時すでに足が前に出ませんでした。ふくらはぎパンパンだったしジャンプできなかった。1番好きな「bad habit」で飛び上がったのが最後の元気でしたね。キラーチューンのラッシュ、轟音を上げるギターの迫力には、すげえ、と思いつつ、体が動かないので本気で楽しめないんですよ。今回の反省点でしたね。体を鍛えること。最後までもたなかったね。でも今回同伴した渋トナ女性陣のナオちゃん、ユッキーはほとんど初めて聴くというのに、自然と体が動いて楽しめたって云ってました。さすがオフスプ、キャッチーですね。別にステージを走り回ったり、盛り上げようと奇抜なパフォーマンスをするわけでもなく、ただそこに立って音を鳴らしているというだけの佇まいだけで、こんなに絵になってしまうバンドはそうはないだろう。独特の色気があるんですよね。ただデクスター、かなり太ってたよね(笑)。




















そんな感じで、最後は皆で集まって、それぞれに今日はよかったねえ、なんて云って、一緒に見たものもバラで見たものも、語り合って帰りました。今年は大トリをMarine stageで見なかったので花火は見られませんでしたが、それぞれの胸にはロックの火種が撒き散らされ、心には大きな花火が打ち上がっているはずだ、僕はそんな風に思います。また来年も見に行きたいな。
  1. 2007/08/17(金) 01:50:43|
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