イラストレーター秋山亜軌の日記を中心としたブログです。イラストレーターとしての活動報告をはじめ、美術や映画、音楽の話、興味のある出来事など、幅広い話題を独自の意見を絡めて執筆しています。

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Blue Trad制作裏話

Blue Trad 9月1日発売予定 2500円(税込み)
僕がデザインとイラストを手がけたCD「Blue Trad」のサイトが出来たのでリンク貼りました。詳しい情報も記載されてるのでぜひご覧になってください。
今回はBlue Trad制作の裏話です。
まず今回のCDのために50枚のイラストを書き下ろしました。鉛筆でのラフなスケッチで、というのが最初の依頼だったのですが、まず色を使わない、というのが大変でしたね。
僕の絵は色使いにだいぶ救われている部分があって、白黒の世界というのは線の上手い下手が目立ってしまうので、あまりデッサン意外ではトライしたことがなかったのです。そこで鉛筆の種類を5種類くらい使って(HBと2B、4B、それと木の部分のない、全部が芯の鉛筆とクロッキー用の黒チョークを使いました。世界堂で売ってるやつです。)同じ黒でも濃淡のバリエーションを増やすような工夫をしました。
それで実は曲を聴いたのは割と最近なんです。サンプルのCD-Rは頂いたのですが、家のパソコンは音関係が壊れててCDとか聴けないんですね(普通のCDコンポはあるのですが、PCでしか再生できないものなんです。)。
なので当初は歌詞だけが手元にある状態で、歌詞から想像して、絵を描くことにしました。それが今となってはよかったと思ってます。結局CD-Rは仕事帰りにまったりとインターネットカフェで聴いたのですが、すごく歌が上手くて、きっとこれを先に聴いていたら、プレッシャーになっていたと思います。
50枚のイラストっていうとネタ切れになりそうだけど、歌詞があったので不思議とイメージが湧きやすかった。普段から音楽が好きで、歌詞から想像して絵を描くっていうのをやっていたから、それがよかったんだと思います。
歌詞が悲しいものが多かったので、全体的に目指した雰囲気はダークなファンタジーなのですが、歌詞のストーリーに引っ張られすぎないように、自分ならではの解釈で表現するように気をつけました。僕の絵の中ではあまりない世界観かもしれないです。今、自サイトのdada savannaのTOPを飾っている絵がBlue Tradの世界観を代表するような絵になっていて、CDの発売にさきがけ、描き下ろしました。
イラストのテイストで影響されたものは本当にたくさんあって、画家だとゴッホやムンクはいつものことですが、キリコ、フリードリッヒ、ダリなんかもそうですね。ティムバートンの映画もそうだし、音楽ではレディオヘッドとマッシヴアタックを聴きながら描いてました。資料もたっくさん集めて描きました。自分なりにも、今はこれが限界っていうところまでやったと満足しています。
今回のCDにはDVDが付属されていて、そちらにはイラストと音楽を合わせたプロモーションビデオ(スライドショーのようなもの。)が入っています。イラストだけで、音楽だけで感じるものとはまた違う感じ方が出来ると思います。
実際、僕も自分の絵に音楽がのるとこうなるのかあ、と意外でした。
イラストは意外とサクサク描けたのですが、アルバムのデザインは初めてだったので悪戦苦闘しました。
CDの収録曲がパブリックドメイン(著作権の切れた古い曲)なので、それをリメイクと取って、ジャケットには建築現場で集めた廃材を再利用してアルバムの内容に反映させるようにしました。とにかく素材感を大事にして、手にとりたくなるようなデザインを心掛けました。未発表のイラストも満載です。
ジャケットには表からだとわからない仕掛けをたくさん施してあり、パッケージを外したり、ジャケットを開いてみたり、CDを外してみないと、それらはわからないようになっています。細かいところにこだわった驚きと遊び心のあるアルバムに仕上げましたので、よかったら是非購入してみて下さい。歌も本当に素晴らしいです。
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  1. 2005/08/27(土) 14:19:06|
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Blue Trad

前に発表したように、僕がイラストとデザインを全面的にてがけたCDが出ます。
詳細はまだ公表していなかったので徐々にお知らせしようと思っています。まず決定事項なのがアルバムタイトル。
「Blue Trad」です。Tradというのは辞書で調べてみると、英略式で1920年代初期のジャズとあります。
僕、ジャズって聴いたことが無くて、知識といえばクラシックが崩れていったものというのを聞いたことがあるくらいで、あとはなんとなくお酒とかタバコに合いそうな、オシャレな大人の音楽というイメージを持っていました。
今回のアルバムに収録されている楽曲は全十曲で、いずれも著作権の切れた、パブリックドメイン、わかりやすく云うと童謡のような古い曲です。この曲知ってる!というものが一つくらいあるかもしれません。では収録曲発表です!

1.Shenandoah
Lyrics&Music: trad
2.Down By the Sally Gardens
Lyrics: William Butler Yeats(1889) 
3.Wayfaring Stranger
Lyrics: Bever's Christian Songster(1858)
4.House of the Rising Sun
Lyrics&Music: trad 
5.The Last Rose of Summer
Lyrics: Thomas Moore Music: James G. Maeder(1840)
6.Home, Sweet Home
Lyrics: John Howard Payne(1822) Music: Henry Bishop(1823)
7.Danny Boy
Lyrics&Music: trad 
8.Will the Circle Be Unbroken
Lyrics&Music: trad 
9.Three Fishers
Lyrics: Charles Kingsley(1851)
10.Hard Times Come Again No More
Lyrics&Music: Stephen Collins Foster(1854)

録音環境についてですが、古い曲をなるべく自然な状態でシンプルな曲調で表現するために、ピアノ、ボーカルのみの引き語り同時録音の録音環境をとっています。演奏に伴う多少のピアノの動作音なども入っていますが、それが逆にとても生っぽい臨場感を生み出していて、ボーカルの呼吸や温度まで伝わってくるようです。歌や演奏の感想はまた書くと思いますが、本当に素晴らしいです。
そして今回その素晴らしい歌とピアノを聴かせてくれるのが、古川奈都子さんです。では次は古川奈都子さんのプロフィールを紹介します。

早稲田大学ニューオリンズジャズクラブに所属し、アメリカの伝統的なジャズに出会う。
世界的なジャズフェスティバルである「Jazz and Heritage Festival」などに出演。
2000年のKansas City公演でKansas City 名誉市民となる。

今回のアルバムは「Trad Record」というインディーズレーベルからの発売になりますが、CDとDVDの2枚組になっており、クオリティーはメジャーのレーベルにも引けをとらない内容です。DVDには3G携帯電話動画、PSP動画を収録しています。これはパソコンと携帯で見られる動画で、クイックタイム、Foma700,Foma901以降の端末で見られます。 僕が書き下ろした約50枚のイラストと詩と音楽のスライドショーのような動画です。

最後に値段の方が2500円とお得になっています(笑)。前回8月発売予定としましたが、発売の方は9月以降に延期になりました。プロデューサーの方と、一生に残るようなCDにしようと意気込んで作ったCDになっていますので、期待してお待ちください。制作過程の裏話もそのうちお話したいと思います。







  1. 2005/08/12(金) 01:37:54|
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ブログ再始動

お久しぶりです。秋山です。
そろそろブログを復活しようと思っています。
ここ最近は忙しくて更新もできなかったけれど、やっと今抱えている仕事も落ち着いてきました。
まさか一ヵ月半も放置することになろうとは思わなかったけれど、
とっても内容の濃い一ヵ月半で、充実していました。
昼はアルバイト、夜は制作活動、という感じで。
うーん平均睡眠時間が3時間で、土日は徹夜でがんばりました。
何人かの友人にはもう話してしまったんですけど、8月にあるCDが出ます。
そこに使用されるイラストやジャケットのデザインを全面的にてがけました。CDのジャケット制作は、絵を描いていく中で、できたらいいな、と思っていた一つの目標であり、夢だったので、プロデューサーの方から話を持ちかけられたとき、わくわくする思いと、自分にできるかな、というプレッシャーが交錯しました。
しかし、このブログとダダサバンナのウェブサイトがらみで来た仕事って初めてなんですよね。
それもあってすごく嬉しかったのを覚えています。
僕の絵って、ものによってタッチもスタイルも画材も全然違うので、どういう媒体に使用したらいいかわかりにくくて、仕事とか頼みにくいだろうなあって自覚してるんですよ。
だから、よくぞ僕に頼んでくれましたって思って、そういうのもあって、絶対にいいものにしたいって感じたんですね。
この話に関してはこれからもっと詳しく書いていこうと思うんですけど、CDのリリースを見計らいながら徐々に更新していきます。関連サイトもできるそうなので、楽しみにしてて下さい。
  1. 2005/07/19(火) 02:13:20|
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